20220904 ジウヴィセンテvsポルト備忘録

ポルトは4-4-2。圧倒的な強豪としてのポルトを観る機会は多分無かったんですけど、ポルトはジウヴィセンテがCBまで寄せてこないのを見てCBが幅を取ってジウヴィセンテの2CFを拡げCFのポストからSHに展開したり、中を締めればSHに仕掛けさせると柔軟に対応してる印象。SBからのスルーパスでシンプルに前進する形もあります。寄せてくればDHが降りてきて中央から運んでジウヴィセンテのリアクション次第でCFに差し込むかSHへ展開するかを判断してる様子。

ジウヴィセンテは保持時4-2-3-1で非保持はCFとトップ下の寛也が並ぶ4-4-2。保持時は左SBが高い位置で幅をとり21番のカルバーリョと寛也がボールを引き出して、そこからCFに当てた落としやSHが背後を狙う形とロングフィードを左WG7番のアウアシェリアに渡して仕掛けさせるのがメインのよう。ポルトガルらしく色々なタイプのウインガーがいるので新井もそのオプションの1人になってるのではないかなと。ただ今節のようにほぼほぼ押し込まれる展開では出場は難しいでしょうね。

非保持は、ジウヴィセンテはポルトに動かさせてる感が強く徐々に寄せられなくなってきてる所がありますが、最後の所で何とか耐えてる印象。ポルトは寄せの強度やインテンシティが高くセットする機会がほとんど無いのでにんともといった所。

寛也はすっかり中心選手になってるように見えましたのでこれからが楽しみですね(^^)