20251206 第38節アウェイガンバ戦の雑感

プレスを掻い潜る為なんだと思いますが、今節はいつもよりダイレクト指向が強かったですけど、へそを使いながらサイドに展開してポケットを狙うかファークロスといつもの形ができてましたし、アーリークロスも機能してました。リードしてガンバが落ち着いたのも大いにありますが数的劣位の中でもそれを感じさせない位の迫力を出せていたと思います。ここまで全くやってなかった訳ではありませんがほとんど構造を変えない4-3-2が想像以上に機能していたのは収穫ですね。相手に背走を強いるような形で決定機を作るれてましたし、久しぶりに途中交代で再点火する事もできていたので「このチームのアイデンティティとは何か?」をしっかり出せていたのも良かったです。数的劣位なので腹を括ってやれたのもあるでしょうけど来季に繋げてほしい所です。

 

非保持は3CFと空いたSBにWBが出ていくいつもよりアグレッシブな守備ができてましたし、数的優位を作られたら5-3-2〜5-4-1で構えるいつもの形ができてましたが、相手がボールを支配下における時もゼロの距離まで詰めてしまう分ワンタッチでかわされてるシーンが散見しましたけどこれは無謀と言ってもいいプレーなので、こういう時は手を伸ばせば届く位の距離で止まってほしい所です。ハリルホジッチさんが言ってましたがそれ以上距離があると相手にプレッシャーを与えられる程寄せられてませんし、ゼロまで寄せるとワンタッチやターンでかわされてしまうのでここはしっかりしたいですけど、良くも悪くも割り切ってやれてたのは確かなのでやはり「我々のアイデンティティとは何か?」を重視したのかなと。それと数的劣位になってから満田が降りてくるのを誰が見張るか?がいまいちはっきりしてなかったですけど後半は最終ラインから迎撃に出るよう修正されてました。

 

ガンバは左サイドはSHの倉田が絞りSB黒川が張るのが基本線なんですけど、右サイドはビルドアップ時はSHの山下が張りSBの半田が絞るんですけど押し込むとここが逆になるので山下にスペースを狙わせる為なんでしょう。ヴェルディが中央を塞ぎながら人基準で寄せてくるのでジェバリへ蹴ったりサイドから前進しようとしますけどプレスを剥がせた時はワンタッチを駆使して決定機を作れてたと思います。数的優位になってからは押し込める時間帯が長かったですけどそこから崩すより背後にスペースがある間に攻めきる方が機能していたかなと

 

非保持は中央を塞ぎながら構える時は山下がやや前に出てきて数を合わせてから人に厳しく寄せてくると構えてから出ていくのはヴェルディと同じでしたね。とは言っても前半途中から非カウンター以外での守備機会がほとんど無かったのでなんとも言えない部分がありますのであまり書く事がないですね。

 

今節は正直無謀とも言えるようなプレスが結構ありましたが、数的劣位でもそれを感じさせない位へそを使いながら前進していつもより決定機を作れてましたし、「我々のアイデンティティとは何か?」を重視したように感じました。痛い思いもしましたけど今後の糧にしていきましょう。

 

ガンバも非保持からゲームを作るって感じでよく似たチームでしたけど、プレスを剥がしてワンタッチで叩きながら前進する所や盤面をひっくり返して決定機を作るのがメインで押し込むと宇佐美がいないと難しそうな面があるのかなとは感じました。

20251130 第37節ホーム鹿島戦の雑感

まず、鹿島は大体15分くらいまでは前から来るんですけど、その時間帯はデュエル勝率もあまり良くなくロングフィードから押し込まれるシーンが多かったですが、それ以降の局面勝負は五分以上にやれてたのは成長だと思います。その対策もあるんでしょうけど、今節は後ろで回してロングフィードを染野に当てたりサイドに流れたシャドーが背後を狙うシンプルな形がいつも以上に多かった印象です。ただ鹿島のプレスが落ち着いて十分なスペースがあるにも関わらず前進を急ぎ過ぎて間に合わないみたいなシーンが目立ちましたけど前回対戦では序盤の2失点で決してしまったのでそのイメージが強かったのかなと。繋ぐ時はいつも通りDHが縦関係になって間で受けてターンできればそのままへそを使って前進し、左サイドでは保持右サイドでは縦指向と去年の森田斎藤見木でやってた関係性をスムーズに作る事ができてました。見木が抜けてどう再構築するか?の所で色々試しながら(推進力を担う山見や山田剛綺の離脱が痛かったのは間違いないですが)この形に落ち着いたって感じですね。内田の推進力を活かす為に宮原が早めにサイドに張って内田を押し出す所もスムーズだったと思いますし、前進したらジレずにサイドからポケットに侵入してグラウンダークロスを狙いながらファーから折り返す形を使いながらプレスに来た背後から中央を使う事もできてましたけどシュートで急がなくても良さそうな時に急いでしまったりする所は回数を増やしていって慣れていくしかないかなと。もちろん久しぶりのタイトルがかかる鹿島の選手達が固かったのはありますが概ね五分以上にやれていたのは自信を持っていいと思います。

 

非保持はワントップ2シャドーが2CBと左SBの小川に寄せにいき右SBの濃野には左WBの深澤が寄せてハメにいき後ろがスライドする形がかなり機能してましたし、(まあ右SHの鈴木が中に絞るので対面する谷口が見張りやすかったのはあるんですが)構える時も中央を塞いでサイドに押し出してWBが迎撃に出てハメられていたので序盤と失点して前がかりにならざるを得なかった時間帯以外はレオセアラの叩き過ぎたヘディングシュート位しか決定機を作らせてなかったです。失点シーンはバックパスの成功率は100%である必要があるのは確かなんですけど、サポートがやや不十分でしたし、想定外だったとはいえその後のリカバリーも少し足りてなかったですね。

 

鹿島は前線の田川やレオセアラが収められるので起点を作りやすいですし、セカンドを拾う為に鈴木が絞ってたんだと思うんですけど、局面であまり勝ててなかった事や濃野がサイドに張るタイプでもないので幅を作れずあまり機能してなかった印象が強かったですが、中央が塞がれてサイドからの前進を強いられても個の質で押せるのはさすがだなと。元々ビルドアップから綺麗に繋いでってチームではないですけど、久しぶりのタイトルがかかった試合で固さもあり狙った形で奪ってからのカウンターの形もほとんど無かったですけと少ないチャンスを決めきれるからこそこの順位にいる訳ですからね。鈴木が絞るのが収支マイナスになってた印象が強かったのは拭えませんし、おそらくやりたい事はほとんどできてなかったと思うんですけど今は結果の方が大事でしょうし鹿島的に良かったんじゃないかなと。

 

非保持は最初の15分くらいプレスに出て奪ってひっくり返す所までは良かったですけど、その時間帯に得点できないと停滞気味になっていた印象で、奪い所の設定が曖昧で意図した形で奪えず反撃もあまり上手くいかなかったので今節はこちらの問題が大きかったように見えました。上記しましたが久しぶりのタイトルがかかった試合で固さがあった影響があったんでしょうね。なので組織的な事はあまり書く事がないんですけど、バランスを崩させるように身体を当てるタイミングやどこに当てるか?のディテールはかなり作り込まれていた印象が強かったですね。

 

鹿島がプレスに出てきた序盤以外はやりたい事やるべき事が概ねできてましたし、局面勝負を含め首位相手に五分以上の試合ができた事は自信を持っていいと思います。チャンスを決めきれるか?の所に差があるのは確かなんですけどその回数を増やす事はできてきてるので続けていきましょう。

 

鹿島は序盤とリードしてから以外は攻守に渡ってあまり機能してませんでしたけど、内容が悪いながらも勝ちきれるからこそこの順位にいる訳ですからね。それと松村は靴一足分の寄せができていたからこそ押し込めたのでヴェルディでやってきた事を身につけて成長したんだなと感じました。

20251108 第36節ホーム福岡戦の雑感

序盤はシンプルに蹴って染野に当てシャドーが背後を狙う形が多かったですけど、福岡の2DHがそこまでヴェルディの2DHに付いて来ないの事もあり、間で受けて捌くシーンが結構ありへそを使いながら比較的スムーズに前進できてたと思いますし、森田が降りて宮原と内田を高い位置に出してチャンスメイクしようとしてましたが、その後急ぎ過ぎて中に人数をかけられてない状態でチャンスにするのが難しいクロスが多かったですけど意図的にやっていた印象がありましたので、予め高いポジションをあまりとれてなかったのかなと。ただ保持して押し込んだ時に大外を起点にしてパス回しをしながらポケットに侵入したりファーポケットへのクロスとこちらは比較的チャンスメイクができていたと思いますし、仕掛けてエリア内に侵入もできていたのでこちらは成長と修正を感じた分カウンターや手数をかけない形をもう少し整備していきたい所です。後半福岡の出足が早くなって押し込まれる時間帯がありましたけど、プレスを剥がして中盤のスペースを使いチャンスメイクができた後からはシャドーが運んでWBがサポートする形が作れましたのでこういうシーンをもっと増やしていきたいですね。

非保持は福岡の2DHが縦関係になるのでアンカーを背中で消しながら配置を噛み合わせて寄せに行きGKの小畑には2度追いで対応し、DHが降りてきて数的優位を作ったら(シャドーの名古が降りてくるシーンも結構ありました)構えると行く行かないの判断は良かったと思います。前に出ていってインターセプトしたり中を締めて相手に寄せたりプレスバックや身体を張る所は引き続き安定してますけど、縦パスを前向きで奪われたり前に出ていこうとしてる時に奪われて陣形が不安定になっていた時に攻撃を受けてしまう事が多く、こちらで後手に回ってしまった分思ってたより保持できなかった印象なので、こちらは技術的な事もありますけどポジショニングやどこのスペースを使うか?の擦り合わせがもう少し必要になりそうです。これは本来保持時の問題なんですけど今節は明らかに非保持に大きく関わっていたのでこちらに書きました。まあ攻撃と守備は繋がってるのでどちらか一方を修正すればいいってモノではないんですけどね。

福岡は仕掛けられる藤本が左WBいるので繋ぐ時はこちらを高い位置に出して碓井が左サイドに寄ってサポートするしてシャドーと逆サイドが中に入っていく形が多く、後ろがスライドしたりDHやシャドーの名古が降りてくるんですけど後ろに人数をかけたり深さをとる動きがやや少なかった分中央を使うのがやや難しそうだった印象です。右サイドや後半はWBとシャドーがポジションを入れ替えながら押し込んでましたけどそこからどうするか?に苦労してた印象ですけどここはお互い様ですね。後半サニブラウンを入れて深さをとりながらスペースを使って前進し、プレスの矢印がはっきり前に出して主導権を握れてたんですけど非保持がややボヤケてしまった分元に戻ってしまったように見えました。

非保持はヴェルディの2DHにそこまで2DHが付いてこなかったのもありますが、3CBに3CFを当てて蓋をするんですけど間に顔を出すDHを中々抑えらませんでしたけど、その先の受け手に迎撃に出たりプレスバックで対応する事が多かったです。まず中央からの仕掛けを抑えてサイドからの攻撃なら跳ね返せるって判断だったのかもしれません。ヴェルディの失い方が悪かったのもありますが、繋ぐより奪ってからの方がスペースを使って効果的に前進できていたので個人的にはターゲットになるウェリントンかスペースを狙うサニブラウンの方が良さげだったように感じました。セットすると高さもあるのでかなり強固でしたしプレスバックもサボらないので安定してたと思います。

ヴェルディは比較的へそを使って前進できてた分急ぎ過ぎ(ポジションがとれてない)状態になってクロスに間に合わなかったり前にいったタイミングで奪われたりするシーンが多かったのはもったいなかったですね。ただ押し込んだ時にパス回ししながらポケットに侵入したりファーポケットへのクロスは効果的だったと思います。守備は安定してましたし前半は持たせてる位ではあったんですけどこれは本来目指す方向性ではないのでまだまだ足りない部分があるなって印象を受けました。チームも個々の選手も確実に成長が見られるので中断期間に擦り合わせを進めていってほしい所です。

福岡は中々中央を使う事が難しかったですけどWBとシャドーがポジションを入れ替えながら押し込んできた形は強固でしたし、DHを押し上げて厚みのある攻撃ができていたと思います。お互い守備が固い事もありそこから先の難しさはありますけどウェリントンに放り込む形と使い分けられればバリエーションを増やせそうです。非保持はヴェルディのDHに付かずシャドーを背中で見張るような形でセットしていたので、チャンスメイクで中央を使わせないのを重視してサイドは跳ね返せるからその次って感じの対応だったたのかなと。

20251023 第35節アウェイ清水戦の雑感

いつも通りDHが縦関係になって(基本森田が降りてきます)楔を入れながら最前線の染野に当ててキープしたり後ろにスラしてシャドーが拾ったりしながら仕掛けて染野が右サイドのCB-WB間に流れたり内田が上がってきてWBの背後を使ってロークロスの形が多かったですけど、手前と奥どちらを使うか?の部分の意思統一が上手く合ってなかったシーンが多くこの部分は擦り合わせて進めてほしい所です。ビルドアップは清水が配置を噛み合わせてきたのもありますが、その上でどこでズレを作るか?があまりはっきりせずプレスに捕まり蹴らされるor奪われる事が多く、相手のプレスの矢印を折るのが難しそうな印象でした。WBがサポートに降りてきて中央に斜めに差したりDHの所から前進できてまたシーンはありましたけど、CBがマークを剥がすように受け直したり(本来は中盤より前の選手がやる動きですけど現代ではCBにもマークを剥がす動き(デスマルケ)が求められます)や内側に運んで剥がす動きがもう少しほしかったなとは感じました。清水の圧力が強かったのもありますけどこの部分は伸びしろですね。それとやはり5-4-1で構えられると難しいのであの天候ならもう少し強引に撃っていってもよかったかなと。ただ意図的に奪った所からの前進はスムーズでしたし、WBが幅染野かシャドーが深さをとりながら誰が降りて(染野が多かったです)ライン間を使う事もできていて、途中から入った選手もキープや仕掛けの意識が高くなっていたのは良かったですね。もちろんまだまだ粗さはありますし、もう少し積極性はほしいですけどただ押し込まれたり持ってるだけって感じではなかったのは成長だと思いますし今やれる事は大体やれていたかなと

非保持は清水のDHが降りて4バックになった所のズレをどうするか?はWBに優位性を作られていたのでSB化したサイドCBに寄せに行くのが難しい部分がありましたけど寄せる構えるの判断や中を締める所は良くなってました。配置が噛み合う分剥がされると難しくなりますし、その分ややバタついてしまったのもあると思いますけどほんとあの失点シーンがもったいなかったなと。デュエルの部分で劣勢になるシーンは結構ありましたけど、寄せる競る闘うの部分は引き続きしっかりしてましたしこちらもやれる事はやれていたかなと。非保持に関してはここまで徹底的に取り組んできましたので保持と比べると書く事が少ないんですがそれだけ安定してるって事ですね。

清水は序盤は内田の背後に蹴る事が多く、この時間帯での失点が多かったので無理せずカピシャーバの個や高橋が流れたり北川に当ててシンプルに前進して後ろが押し上げる形がメインでしたが、先制してからはDHが降りて4バック化して数的優位を確保して後ろで回して保持を安定させて時間を使いながらズレを作って持ち上がり右サイドは流れた松崎、左サイドは流れた高橋や北川を使って深さをとりながら手前を使う事が多かったですね。サイドでカピシャーバや山原が質的優位を作れますのでここで押し込められるのが大きかったですし、非保持で配置を噛み合わせてきたのもそうだと思いますけど高橋と北川を同時起用したのも質的優位を生かしてポイントを作る事だったんじゃないかなと。

非保持は配置を噛み合わせてプレスにきて蓋をしながら蹴らせたり奪う事はできてましたけど、セットすると人に寄せる所がやや疎かになる傾向があって全体的に個の質でなんとかする!みたいなシーンが多かった印象です。前節大敗したので守備のテコ入れをするのは当然ですけど、寄せる構える共に質を活かすのが現状でのアンサーになってる様子なのでここからどうなるか。もちろん札束で殴るのも間違いなく正義なのでそれをどうこう言うつもりは全くありません。

ヴェルディはビルドアップでどうズレを作るか?がやや曖昧で繋ぐ蹴るの使い分けが難しかった面があったのと、出し手受け手の意思疎通に脚を振る積極性がたりなかったのは否めませんし、剥がされてバタついてしまった感があったのはあるんですけどDHや降りてきた前線がスペースを使いながら前進できてましたし、トランジションの反応もよく走る寄せる身体を張るもしっかりしていて今やれる事は概ねできていた印象なので勝ち点が欲しかったなっていうのが正直な感想です。戦術的な擦り合わせと共に更に強くなりましょう!

清水は序盤は安全第一で内田の背後に蹴ってからチャンスメイクする形でとにかく立ち上がりの失点を防ぐ!って感じでしたけど先制してからは4バック化してズレを作って時間を使いながら個の質を存分に活かせてたと思います。非保持も基本的にそうでしたし全体的にらしい闘い方だったと思います。繰り返しになりますけどそれをどうこう言うつもりは全くありません。

20251018 第34節ホーム新潟戦の雑感

今節も深さをとる染野へ当てる事が多かったですけど、早川と舞行龍に対して優位性を作れていて起点になるプレーが目立ったのは良かったですし、新潟が寄せてくる背後を結構使えていたので2DHや降りてきたシャドー等のへそを使いながらそのまま縦又はサイドに叩いて前進できていた時間帯もあり、4バックの泣き所であるWB-WBの大外アタックも効いてました。まあ保持が長いチームの非保持の振る舞いがやや曖昧になるのはあるあるなのでその為にももう少し保持の時間が欲しかったんですが、不必要にボールを捨てるシーンがかなり多く自分達でゲームを難しくしてしまった印象が強かったですね。ビルドアップの安定性を重視したのもあるんでしょうけど今節は2DHが横並びで位置がやや低く繋ぎにくかった面もあったのかもしれませんけど、新潟のSH-SB間をとるWBを使った結果SHが下がるのでここでもう少し時間を作っても良かったかなとは感じました。もちろんシャドーポジションでこれができれば1番いいですけどね。それと2CFの脇から持ち上がる事が比較的少なめでしたけど上記したように新潟が寄せてくる時にスペースができる事が結構ありましたのでその影響もあったのかなと。

非保持は常に深さをとるブーダを警戒してのラインコントロールは比較的上手くいってましたけど2CBにプレスに行った時にSBをどう見張るの?がはっきりしておらず左SBの橋本から深さをとるブーダや前の谷口流れてきたDHから前進されてた分難しくなっていた印象でしたけど、低めの時は福田が中間ポジションから寄せに寄せに行き、高めの時は内田が出て後ろがズレるよう修正してから主導権を握れてその時間帯に得点できたのは良かったです。岡山戦もそうでしたけどCBの得点ならセットプレーだろうなーを見事に崩してきますね😅。後半は新潟のサイド2枚がWBの間に居るようになり、そこから大外とハーフスペースを共用してヴェルディの守備の基準をズラして押し込んできて、ブーダが相手の背中のとるプレーが巧みだったのも大いにありますけど比較的簡単にマークを剥がされてしまいたて続けに決定機を作られましたし、主導的な守備ができない分ポジトラも不安定になり(ここからも決定機を作られましたね)ボールを捨ててしまうプレーが増えまた押し込まれる負の連鎖を中々断ち切れませんでした。後半の後半はブーダがいなくなった事もあるんでしょうけど新潟が深さをとるプレーが少なくなった分ヴェルディの選手が前向きに対応できるのでこの時間帯の守備は安定してたと思います。だからこそもう少しボールを大事にしたかったんですけどまだまだなりふり構ってられない状況でもあるのでここはある程度理解できます。

新潟はDHが降りてきて(基本植村)シンプルに背後に蹴ったり噛み合わせ上浮くSBを起点に前のSHや逆サイドのSHに展開したりサイドに流れてくるCFやDHを使いながら前進してきて繋ぐ蹴るの所はしっかりしてましたし、後半は幾つも決定機を作ってましたけどあまり長続きしなかった印象が強かったですね。前半の後半くらいからヴェルディが捕まえ方を修正してきたのはあるんですけど、後半立ち位置を修正して押し込めるようになると深さをとるプレーが減ってしまい前向きに対応できる分停滞してしまっていたので後半の前半にあったヴェルディのマークがズレてた時間帯の決定機をモノにできてれば…としか言いようなかったかなと。ただこの時期に苦しい状況になってるチームが陥りがちな失点してヘッドダウンするみたいなのは特にありませんでしたね。

非保持ら繋ぐスタイルを取り入れてから相対的にやや曖昧になってしまってる感が拭えないんですが、2CFの間にいる森田に比較的簡単に楔を入れられたり前を向かれたりしてしまっていました。3CBをどう見張るのかがあまりはっきりしてなかった影響もあると思うんですけどこれなら構える事ありきで守らない方がいいかもしれないなと感じました。実際後半ハイプレスに切り替えてからの方が安定してましたけど、ここは勝たなきゃ残留が絶望的になってしまう分割り切ったからなのかもしれません。

ヴェルディはSBをどう見張るか?がはっきりせず主導権を握られてましたけどブーダのマークもしっかりしてて守備は安定してました。その後SBをシャドーやWBが出て縦ズレ横ズレで対応して主導権を握り返して得点できましたけど、後半ハイプレスの波に飲まれマークも曖昧になり正直負けても全然おかしくない内容でしたのでもう少し落ち着かせたり保持の時間が欲しかったですね。前半の前半や後半の後半のように意思統一してブロックを作れれば危ないシーンは特になかったので今節は保持の不安定さが非保持に影響してしまった印象です。まあ今の状況なら内容より結果になる面は間違いなくありますのでメンタル面の影響もあったのかなと

新潟は植村が降りてきた所から浮いたSBや前線を狙う形は機能してましたし、押し込んで奥と手前の使い分けもできてたんですけどいい時間帯があまり長続きしなかった印象が強かったです。まああれだけ作れてた決定機をモノにできないと…はありますけどね。非保持は元々構えるとやや曖昧になっていたので保持しながら守備をする位の方が安定すると思います。後半のハイプレスは割り切ったのかもしれませんけど練度が高かったのでこの試合では不調の理由があまりよくわかりませんでした。



20251003 第33節アウェイ湘南戦の雑感

染野に当てたり背後を狙ったりするフィードが多く、染野が降りた時はシャドーの1枚がカウンターの起点になれるよう中央3レーン内にいるので今節はいつも以上に前半はゼロで行く又は勝ち点を取る(相手に勝ち点3を与えない)意識が高く、前半はへそを使うシーンが少なかったですけどこういう大一番では固い展開になりやすいですからね。シャドーが染野のサポートをするのが早かったのでそういう意味では意思統一がしやすかったのかなと。湘南もロングフィードが多かった分陣形が間延びしたのもありますけど前半の後半くらいからはへそを使ってサイドに展開してクロスと手前を使い分けながらチャンスメイクするようになってきました。湘南がボールウォッチャーになりやすい傾向がある分深澤がサイド奥からポケットにいる斎藤に戻したり、得点シーン前の森田のシュートのように比較的手前を使いやすかった印象です。それと今までだと森田があそこに入ってくる事がそう多くなかった気がしますけど押し込んで空いたスペースに入ってきたのは良かったですね。

非保持は配置が噛み合うのでプレスに行くんですけど中央を絞められてないシーンが結構ありプレスに行く事が差し引きマイナスになっていたのと、行く構えるの判断が曖昧になっていた部分がありましたけどしっかり寄せる闘う身体を張る所は引き続きできてましたので非決定機らしいものはほぼ作らせてなかったですね(まあ湘南がどう崩すか?がはっきりしてなかったのもありますが)。個々の判断や連動性に課題はあれど非保持の振る舞いは基本的に変わらない分あまり書く事がないんですけどそれは安定してる証拠でもありますからね。

湘南は渡邊に当てるロングフィードをシャドーが拾う形と、内田が比較的松村に食いつくのを利用したのか元々そういうタイプなのかははっきりとはわかりませんが、左シャドーの平岡がサイドに流れて背後を狙う事が多く、当てる深さをとるの形がしっかりしてましたし、ゼヒカルドからサイドを使いながら上がっていく形もあり、上がっていく大岩も効いていたんですけどその先どうする?がいまいちはっきりしてなかった印象で、保持できていて押し込めてるだけにもったいないなと感じました。まあここはメンタル面の影響を多大にあるでしょうから何とも言えない部分もありますし、こちらもそうですけどあれだけ選手がいなくなったら難しくなるのは理解できます。

非保持は構えた所から出てくる意識が高めな以外はヴェルディの振る舞いとあまり変わらないんですけど、ロングフィードが多い分運動量が増えるからか寄せの迫力が以前と比べるとそうでもなくなったように見えましたし、間延びする分中盤にスペースがあり選手がボールに食いつく傾向が高い分クロス対応がやや曖昧になってるように感じましたのでおそらくこれが失点が多い理由の1つなんだと思います。自分が認識してる範囲内では湘南は残留争いと無縁だったシーズンはほぼ皆無で慣れてるとは部分があるとは言えやはりメンタル面の影響は大きそうな印象でした。

状況が状況なだけにお互いなりふり構ってられない分安全第一で蹴り合う事が多く、外の方々からはあまり見所のない試合だったかもしれませんが、守備をベースにしながら深さをとってサイドから揺さぶれたのは良かったと思います。




内容が内容でしたのであまり書く事がないんですけど今節はとにかく結果が欲しかったのでほんとよかったです。

20250927 第32節ホーム浦和戦の雑感

まず背後を狙って前進できればよしダメでもプレスのスイッチを入れられればいいで始めますけど中々守備がハマってなかった分押し込まれる時間帯が長かったので反撃にできるも難しい状態がしばらく続いてましたけど、20分を超えたくらいからはボールを捨てるように蹴る事が減り背後や繋いで前進して押し込む事ができてました。ただ蹴る配置で繋いだり繋ぐ配置で蹴るシーンがありましたのでここの意思統一の部分は引き続きやっていきたい所です。今節の浦和は足元の技術に長けた選手が多く、非保持のアクションがいまいちでしたので繋いで前進する方が効果的だったように見えましたので後半縦関係の選手同士の距離を縮めて繋ぎやすい配置にしてからはサイドチェンジをしながら前進しやすくなっていたと思います。

20分くらいまではプレスに行くのはいいんですけど、コースを限定しきれておらず奪い所を定められない分そこまで効果的なプレスになっておらず押し込まれる時間帯が長かったですけど、その後は構えた所から出ていくように修正してから良くなったと思います。浦和があまり深さをとらなかったり中央に誰もいない事が結構多かったのはありますけど、そうは言っても選手個々のクオリティが高いので難しい面は多々あったと思いますけどボールホルダーにしっかり寄せて時間と選択肢を奪いながら身体を張る所は引き続きしっかりやれてました。

浦和は足元の技術に特徴がある選手を多く起用してきたので当然繋ぎがメインになるんですけど、深さをとる動きが少なく松尾がサイドに流れた時に中央に人がいなかったり中島やサヴィオが中央にいて楔を誰が受けるの?ってシーンがかなりありましたので全体の意思統一がややいまいちだったかなって印象です。それとこればヴェルディでも散々見てきたんですけど繋ぐ事ありきになってスペースを使ったり無駄に手数をかけてしまう事も多かったですね。結果論になりますけど個の能力でゴリゴリきた方が効果的だったように見えました。実際SBの攻撃参加はかなり脅威になってましたからね。

非保持は押し込んだ時は陣形が整ってる分カウンタープレスが効くんですけど、構えるとどこに誘導してどう奪うか?がいまいちはっきりしておらず、プレスバックも少ないので淡白な印象を受けましたのでチームとしてあまり上手くいってない影響があるのかなと。まあ保持の時間を長くして非保持の時間を減らす目的もあったと思いますので想定内なのかもしれませんが

繋ぐ蹴るや寄せる構えるの使い分けはまだまだ道半ばではありますけどやるべき事をやり切る事はできてましたので個人的にはここがしっかりしてれば特に問題無いと思ってます。当然シンドい時間帯もあるでしょうけどここは最も大事にしてる部分なのでブレずにやっていきたいなと

浦和はおそらく保持する時間が長いのでこういう人選にしてきたんだと思いますけど、攻撃に手数をかけ過ぎたり非保持のアクションがいまいちだったりとその弊害も出ていたかなって印象です。まあこれはヴェルディでも散々見てきたのでわかるんですけど、今節に関しては上手かったのは間違いないですけど怖さはそこまででもなかったかなと