20240615 第18節アウェイ広島戦

アウェイ広島戦。ヴェルディ広島共に3-4-2-1でスタート。

ヴェルディの保持時はマテウスをビルドアップに組み込む時は中央CBの千田をやや高い位置に上げて菱形を作ってギャップを作る形のようで、そうでない時は斎藤がアンカーになり見木と染野を押し出すような形なのでサポートの意味もあるんでしょうけど左WBの稲見も高い位置をとりますが基本的には3+2で2DHと降りてきたシャドーを使って前進し、フィードら木村には中野と佐々木がついてるのでシャドーやWBをターゲットにする事が多いようです。それと今節は染野より山田剛綺が降りる事が多いですけど、見木を上げる事や染野が降りるであろうと思ってる広島の狙いを外す意図もあるのかなと。非保持は広島に噛み合わせるように3-4-3のハイプレスなんですけど、逆サイドはゾーンでWBを余らせる配置のよう。WBは攻撃の起点にもなるのでタスクが多く運動量も求められますね。セットすると5-4-1になるんですけど、スペースを埋める事を重視し過ぎてボールホルダーに寄せきれなかったり、跳ね返した後の押し上げが足りないシーンが多い印象です。

広島の保持時はWBからの対角線とヴェルディのWBの背後へのフィードが多いですけど、シャドーDHサイドCBがお互いサポートし合うのが速いですし、シャドーが下がるとピエロスがそのスペースを埋めたり、自分が降りてシャドーが深さをとると前線の動きがスムーズですね。前進するとWBを使って横に揺さぶって空いた所へクロスを入れるのもしっかり設計されてますし、シンプルに背後を狙う時は3列目から松本が出てくるので捕まえにくいです。まあ広島といえば3-4-2-1と言ってもいい位なのでこの辺りの練度はお手のものって感じです。それとDHが深い位置まで降りてヴェルディのDHがついて来なければ受けて前を向けばいいし、ついて来たら十分引き出してからひっくり返す判断もいいですね。非保持は5-2-3最終ラインに制限をかける位で構え、そこから受け手にプレスをかけていく形。本来はハイプレスなんでしょうけど早々に先制したのもあるんでしょう。ミドルゾーンより後ろで構えると5-4-1になりますが、セットした所からチャレンジ&カバーがしっかりしてますのでこちらの練度も十分といった所ですね。

お互い配置がっちり噛み合う分誰が誰を見るかが明快なので当然デュエルが多くなる立ち上がり。

開始早々のセットプレーの跳ね返しを加藤に決められ先制されました。ディフレクションは仕方ないんですけど跳ね返し後の押し上げがやや足りなかった印象です。まあ加藤がステイしたのも大きいんですけどね。

ヴェルディが狙いとする形は上記しましたけど、WBの位置がやや高い印象なんですがこれがプランなのか追いかける展開になったからなのかはわかりませんが、フィードへのサポートならいいんですけど繋ぐにはやや遠いんですよね。まあWBはタスクが多いので仕方ない面もありますけど練度を上げていくのはこれからなんでしょう。

スローインに来た佐々木が城福監督に挨拶して再開。

個の局面では思ってた以上にデュエルで渡り合えてますし、剥がせてもいるのはいいと思います。タラレバですけど、6分のセットプレーをモノにできてれば本来のゲームプランを見られたと思うんですよね。

ヴェルディがボールを保持する展開ですけど、3CBに3CFを噛み合わせてきてくるのでWBや斎藤が降りてくる所を使ってもよさそうなんですけど繋ぐより蹴る方が多いんですが、広島はフィードの跳ね返しにはかなり自信を持ってますので(町田も本来やりたい事ができず手も足も出ない状態でした)繋ぎももう少し織り交ぜないと持たされてるような状況を変えにくそうな印象です。まあそうなったら一気に出力を上げてプレスに来るでしょうけどその時はその時でひっくり返せばいいんですけど、強いプレッシャーは実際体感してある程度慣れないと難しい面はあるでしょうね。

10分過ぎからDHや山田剛綺する降りて受けるようになってきたので中を使って前進できるんですけどもう少し運んで最終ラインを引きだせないと崩すのが難しそうな印象です。

ピエロスがオフサイドポジションにいたのを手を挙げてアピールするのはいいですね。

まだこの形に慣れてなかったり、WBにタスクが多いのも大いにあるんでしょうけど大外と意図が合わないシーンが目立ちますので擦り合わせていってほしい所です。

中央に入った時にも広島がそこまで寄せてこないんですけど、陣形を崩すより対人には自信があるので引き出してひっくり返せばいい位な感じにも見えます。まあ失点すれば変わるでしょうけど

18分の木村→見木から戻して斎藤のフィードで縦横にズラして染野が合わせたシーンはよかったと思います。後はサイドに人数をかけて崩しを狙いながら逆サイドを効果的に使えるといいんですけど現状ではまだ少し難しそうなので擦り合わせていきたいですね。

広島はサイド攻撃が主体ですけど、WBが深い位置からのクロスの時は中に人数をかけ、浅い位置でははシャドーがポケットに侵入してサポートして残りが中央とファーで待つと判断がいいですね。テンポが遅い時は遜色なくやれてるんですけど速くなるとやや差を感じます。

25分のコーナーキックから2つ決定機を作られましたが、比較的簡単に打たされてるのは気になります。まだ本調子とはほど遠い状態なんでしょうけどうーんって感じです。

27分に山田剛綺が持ち上がった時翁長がタッチラインの外にいたのはボールホルダーに視野を確保させる為だったんでしょうか?あまり見ないプレーでしたので気になりました。

もちろん練度が違うのはあるんですけど、WBのサポートするポジショニングや関わり方と、守備で寄せる時も前を向けなそうな時は一気に距離を詰め、そうでない時はスペースをケアする判断の所はかなりの差を感じます。とは言ってもミラーとはいえ5バックで守れてないのはにんともかんとも…

プレスを剥がされて劣勢な中佐々木と中野にカード貰わせる木村の強さが際立ちますけど、こんなに強かったでしたっけ?って感じですね。

36分に大橋のカウンターを受けましたけど、人数は足りてたので大橋に寄せてほしかったですね。

ヴェルディは押し込まれて奪った時に木村に預ける以外の手段がないと押し返すのが難しそう(木村は異常なレベルで頑張ってますよ。念の為)なので逆サイドのシャドーかWBを1枚押し出したい所。

ややオープンな展開になってくると良化しますのでここまでスコアレス(もちろん先制できればいいですが)でいくのがゲームプランだったようですね。

やはり広島は対人で自信がある分あまり圧縮して守らない傾向が強いので、もう少し丁寧にパスや間を使っていかないと広島の攻め手はシンプルな分チャンスどころかカウンターでピンチになりそうです。

広島が面白いのはシンプルに背後を使う時に深さを取るのがCFやシャドーでなくDHなんですよね。まあ3列目から出てくるのは捕まえにくいですし、ここでチャンスメイクすれば前3人はフィニッシャー専念できるからっていうのもありそうです。

最終盤に揺さぶって稲見のボレーまでの流れはよかったと思います。

組織の練度やポジショニングやサポートの質には結構な差を感じましたが、個で十分渡り合えていたのは収穫だったと思いますので開始早々の失点してしまったのはもったいなかったですけどあわや追加点ってシーンもありましたので御の字でもあったかなと

DHやシャドーを起点に前進する事はできてましたけどそこから先はあまりチャンスを作れてませんでしたけどこれからなんでしょう。

脆さを見せたシーンも結構ありましたし、練度で結構な差はありましたけど個の部分で想像以上にやれていたのが一番印象的だった前半。



後半頭から山田剛綺と稲見→山見と松橋へと交代。サイドのタスクの整理と最終ラインにアタックするテコ入れなのかなと

広島が立ち上がりから押し込んで得たコーナーキックをピエロスに合わせられ失点しました。打点が高かったのもありますけどマークにつききれてなかったですね…またしても立ち上がりの失点でしたけどギアを上げてきた所に対応しきれてなかったのもありそうです。

2点差を追いかける形になったからかヴェルディのフィードが雑になってきて拾われ押し込まれるようになってきました。寄せる埋めるがやや曖昧になってる中で一番避けたかった展開だったんですがそこを突いてきたようです。

スペースがある分広島は落ち着いてパス回ししながらサイドチェンジや奥を使ってチャンスメイクしてくるので最終ラインで跳ね返すのがやっとくらいになってるので、奪ってからどう前進するか?も定まらなくなってきました。まだまだ継ぎ接ぎ状態での3-4-2-1で広島に挑むのは時期尚早だったかなって印象です。もちろん選手達は今やれる事はやってますし、指導陣をどうこう言うつもりはないんですけど、出鼻を挫かれ主導権を奪われてしまったので広島の試合巧者ぶりを誉めるべきかなと

大橋がエリア内で倒されたのは1つ目はそこまでの強度ではなかった、2つ目はイニシエイトと判断されたのかなと。

守備がハマらず攻撃の形も定まらないとにんともかんとも状態になってますので、個で渡り合えてなかったらエラい事になってたんじゃないかなと。まあ内容に結果が伴ってきてもしかして俺達強い?ってなってきそうな所で痛い目に遭うのは個人的には悪くないんじゃないかとは思いますが

松橋が受けて内側に入ってプレスを剥がそうとしたのはいい判断だと思いますけど、対人が強い相手に苦し紛れのフィードしか手立てがないのはさすがに厳しいですね。完全に主導権を握った事で広島はかなり余裕が出てきたように見えます。

GKの大迫のフィードを加藤が受けて折り返しをピエロスに決められて追加点を取られました。まあこれは大迫のフィードと加藤のトラップを誉めるしかないんですけど、その前の縦パスの意図が合ってなかったですね。この展開ではやや雑なプレーになりがちではあるんですがそこを突かれた形でもあったかなと。

さらにギアを上げてきた広島に防戦一方になってきてボールは持っても持たされるくらいな感じなので点差以上の差はあると思いますよ。もちろん実況解説をやってる立場からすればそうは言えないでしょうけど

65分に林→食野へと交代して4-4-2へ変更。攻めれない守れない状態なので形を変えた方がいいでしょうね。

ズレができた事である程度攻撃面は良くなってきましたけど、それでも組織力の差はありますね。とはいっても守備で走らされてる事とメンタム面の影響もあると思いますけど、今までより前進を阻めるようになってきましたし、ポケットを閉じれるようになりました。

フリーキックから運んで中央のコンビネーションも使えるようになってきたので運ぶ所がもう少し整備できたらなって感じまで回復してきたようです。

70分に加藤とピエロス→満田とドウグラスへと交代。

とは言ってもまだ背後を取られ気味なのは変わってないのでプレスとラインコントロールの所はもう一つって感じです。

中央を使って前進して崩しの形まで持っていけるようになりましたが、暑さや疲労もあって合わないシーンが目立ちますけどここまでスタミナを削られてきましたからね。

城福監督のコメントにもありましたが、食野は間に顔を出したり降りたりするタイミングをいいですし、動き直す事もできてますね。大学時代の映像ではベリンガムみたいなライン間でのチャンスメイク兼フィニッシャーみたいな感じでしたのでわかりませんでした。

76分に大橋と新井→エゼキエウと越道へと交代。

実況の江本さんはちょいちょい小ネタを挟んできますけどよく調べてますね。

78分に斎藤→袴田へと交代。袴田は左SBに入り見木が左DH松橋が左SHへ移動。

ヴェルディはロングスロー用のタオルをジッパーつきの袋に入れてるんですね。

4-4-2にしてからかなり良くなったのでもったいないなとは思ったんですけど、結果が出てる中で戻すのも難しいですからね。それに最終的には全部できないとできない事を突かれてしまう訳ですし

エゼキエウに奪われてからドウグラス→東のクロスをドウグラスに決められ更に追加点。セーフティにプレーを切れなかったのが大きいんですけど戻りきるパワーが残ってなかったですね。

83分に松本→松本へと交代。

広島は構える時のリアクションが微妙な時がありますが、一気に出力を上げて奪う事ができるのでフェイクになってる部分もあります。

広島は元々シンプルに背後を狙ってましたけどヴェルディも蹴る事が増えたのでデュエルが多くなってきました。今の体力ならこちらの方が良さそうです。

連続して決定機を作られてますけど、広島の動きについていけてないのでスタミナの残量差が大きそうな印象です。


中央からサイドに展開してファーからの折り返しを木村が合わせて一矢報いる事かできました。こういう揺さぶる形をもっと早く出したかったですね。

この直後に終了。



最後に、前後半の立ち上がりに失点してリズムとプランが崩れてしまったのが大きいんですけど、マークにつききれてなかったり準備をしきれてなかった部分もかなりありますね。

ただ広島は3-4-2-1をやり慣れてるのでまだまだ継ぎ接ぎだらけの練度でミラーゲームを挑むのは難しかったかなとは思いました。とは言っても形を変えてから結果が出てるので変えにくいですし、どれだけ通用するか?を試したかったのもあるのかもしれませんがそれ自体は全然いいと思います。

テンポが速くなると技術の差を感じましたけど、チーム戦術として認知判断がしっかりしてる分時間的余裕のあるのも大きそうな印象でした。それとこれから暑くなるので出力の出し方も進めていきたいとは思ってますけど出し切る所が疎かになっては意味がないので落とし所が難しいでしょうけとやっていきたいですね。

上記しましたけど、内容と結果がついてきてもしかして俺達強い?となりそうな所で痛い目に遭うのは悪くないと思ってますので越しにはそんなダメージはないんですよね。

ただ、個では思ってたよりやれてましたし、広島の最終ラインが起点を潰すのにこれだけ苦労するのはそうそう見ないので木村のキープ力が異常なレベルまで上がってるようですし、松橋もWBのタスクをある程度こなせるのと、食野か最終ラインに顔を出すタイミングとゲームメイクができるのがわかったのは収穫でした。

広島はさすがの練度とシンプルに背後や縦を狙うと難しい事はやってないんですけどチームとしての認知判断がスムーズでしたし、その分モウリーニョが言う選手を上手く見せる事ができていた印象です。それと対人能力や隙を見せた時に出力を上げて一気に襲いかかるメリハリは素晴らしかったんですけど、構えた時のアクションがそこまではっきりしてなかったように見えましたけど出力のトリガーにもなってたので意図的なのかもしれません。

それとクラブがどういう要望を出してるのかがわからないので何とも言えないんですけど、スキッペ監督は「これは自分の仕事ではないよね?」って感じになってるような部分があるんですよね。


20240602 第17節ホーム札幌戦

ホーム札幌戦。ヴェルディ札幌は共に3-4-2-1でスタート。

ヴェルディの保持時は3バック(左CBの宮原が高い位置をとり左DHの森田が降りる事もあります)に斎藤がアンカーのような立ち位置をとる3+1でWBが高い位置をとります。札幌が人に強く来るので降りながらワンタッチツータッチのバックパスで相手を動かしながら出てきたスペースを使って前進していくので見木斎藤森田のテクニカルな選手を並べたようです。相手のプレスの逆足にパスをつけて戻しながらターンして正対したりするのはソシエダを意識してやってる様子なので過密日程でしたけどやってよかったなと。それと2CFへのフィードもありますけどこちらもスペースを空けるようにしてやってますね。札幌はマンツー意識かま強すぎるからなのかラインコントロールやカバーが希薄に見えるので比較的スペースを作りやすそうではあります。非保持はCFの木村と左シャドーの見木が並ぶ5-3-2と両方が出る5-2−3の併用で、GKの菅野をビルドアップに組み込む時は構え、そうでない時は最終ラインに寄せて後ろが連動して人を掴みにいきますけど、サイドに出た時は中盤ではなくWBが出ていき後ろ4枚がスライドしてスペースを埋めますけど誰がどこを埋めるのか?の練度がまだいまいちな感じなのでここから整理していくんでしょう。それと札幌は速い段階から前線5枚になるのでヴェルディもはっきり5バックで対応する分前節より遥かに形がわかりやすいですね。

札幌の保持時は3バックが拡がり右サイドはDHの家泉がサイドに流れ、左サイドはCBの中村が高い位置をとりWBの押し出す2+3なんですけど、かなり早い段階から3-2-5になります。繋ぐより右WBの近藤へのフィードに右シャドーの駒井がサポートする形が多く、押し込むと全体的にサイドに寄ってオーバーロードを作って突破を狙い、ダメならサイドを変えてチャンスメイクしていきます。非保持はCFの鈴木と左シャドーのスパチョークが並ぶんですけど鈴木が左サイドにいる分右サイドが空きがちな5-3-2で人に強く来る迎撃志向なので前に出た選手の背後を埋める形ですけどマンツーの意識が強い分役割や責任が明確なのでマーカー以外のカバーやラインコントロールはやや希薄に見えます。

いつも通り右サイドへのフィードを2CFが競る形からお互い蹴り合う展開でスタート。

3分に菅野からのフィードを右WBの近藤が競ったこぼれのバックパスが弱く、結果的に鈴木へのスルーパスのような形になってしまいましたが、バックパスの成功率は100%である必要があるので慎重にプレーほしい所です。それと綱島のカバーは良かったですね。

菅野のそうでしたけど札幌の選手が滑る(非タックル)が多いんですけど雨の影響もあるようです。

8分に綱島の縦パスを翁長がフリックして左CBの中村の背後をとって菅野に倒され(ボールにチャレンジしてる決定機阻止)PKを獲得。斎藤に荒野、染野に中村が食いついて空いたスペースを上手く使えたと思います。これを木村が落ち着いて決め先制します。

両チーム共前向きに迎撃に出てくるのでごちゃごちゃした感じになるんですけどこれは仕方ないかなと。

ヴェルディの中盤が相手を引き出してライン間を空ける分札幌が最終ラインを上げて埋めようとするのでそうしたら背後を狙うと相手を動かしたスペースを使う共通認識ができてる様子です。

ただヴェルディも迎撃志向な分ボールホルダーの後ろで人が余りにくい分ネガトラ時にカウンタープレスが効きにくいのでいつもよりリカバリーパワーを求められるようになってます。

20分に左WBの菅へのフィードから前線に人数をかけてきましたけど、クリアしきれず押し込まれた中荒野のシュートのリフレクションで失点します。この形はミハイロビッチ監督らしいんですけどヴェルディは中々ボックスアウトできませんでしたね。

雨でスリッピーになってるので足を取られるシーンが増えてきたんですけどほとんど札幌の選手なんですよね。芝に慣れてるホームアドバンテージではあるんですけど体幹も関係してるような印象です。

上記した理由でカウンタープレスがしにくい分札幌にカウンターを受ける事が多くなってきました。こうなると火力勝負になりやすいんですけど札幌は近藤ヴェルディは木村がサイドから突破を計るとオープンに受けられた時にどちらに有利か?はなんとも言えない感じですね。

札幌は構えてから最終ラインに寄せていくようにプレスを整理してきたのでヴェルディはスムーズな前進がやや難しくなってきましたし、札幌は背後へのフィードが出てきた分前向きで追えるので推進力が出てきたので得点の力って大きいですね。

岡村は一度木村に振り切られてるので手を使ってしまったんですけど、それならここを狙うのがいいかなと

29分くらいからヴェルディは5-4-1で構えてから寄せるようになりましたので、カウンターやフィードから前進されていた所へのケアなんでしょう。

バックパスを鈴木のプレスバックで奪われスパチョークの突破からのマイナスクロスで決定機を作られましたけどここもバックパスを奪われてからなんですね。マテウスのファインセーブで難を逃れましたけど失点していたら一気に流れを持っていかれたんじゃないかなと


32分に頭で繋ごうとしたボールを森田が前向きにインターセプトして持ち運んで一瞬タメて相手を引きつけてからのスルーパスを受けた染野が中村の股を抜いてファーに流し込み勝ち越します。足元に入り過ぎたので股抜きに変えた感じのようでしたが綺麗なカウンターでしたしこれは菅野も反応するのは難しいですね。やや押され気味な展開でしたので大きい得点だったと思います。

またヴェルディがスペースを使って前進でき背後をとれるようになってきたので札幌と同じく得点の力って大きいですね。

綱島が前向きに奪って翁長の平行パスからの決定機は得点のイメージがあったので染野はタイミングをズラしたんでしょうね。

札幌は前線が張るタイミングが早いのでビルドアップから前進にも選手間がやや遠い分ヴェルディインターセプトからカウンターを仕掛けられてる要因の1つになってるようです。


綱島受けた時に翁長が降りて菅を引きつけたので浮いた森田へパスを出し、縦に出した所にプルアウェイのような形で翁長が上がってきてアーリークロスを見木が合わせて追加点をとります。ポストの跳ね返しが当たってしまったのは不運ですけど札幌の戻りがさすがにこれは…って印象です。

森田のコメント

3点目の起点となったプレーも聞かせてください。

札幌がマンツーマンというか、人に対して来るということはわかっていたので、長い距離を走っている選手を使うことによって、スペースを使えるなと思っていたので、いい形で攻撃ができたのではないかなと思っています。

見木のコメント

ゴールシーンを振り返ってください。

ヒジくん(翁長)がいいクロスを上げてくれましたし、札幌のマンマークというところで、ああいう長いランニングで振り切れるというのはわかっていて、クロスが上がる前にうまくディフェンダーを振り切ることができました。ただトラップが流れてしまったので、普通にトラップが決まれば、もっと簡単に決められましたけど、何とか入ってよかったと思います。

ここのウィークをチームとして狙ってたんでしょうね。

札幌は前向きで迎撃に出ても潰しきれなくなってきたのでメンタル面に影響が出てる様子。まあここまでメンタル面の振り返しって展開ではあるんですが

札幌はレイオフからサイドチェンジで前進しましたけどフィードとこの形が最も前進しやすそうですね。

中盤4枚が降りながら受けてワンタッチツータッチで戻しながらライン間にスペースを作り、札幌のCBが埋めてきたら背後と空けた所を使ってスムーズに前進できてたと思いますが、非保持に誰がどこを埋めるのか?がいまいちはっきりしてなかった印象です。

札幌の守備が…はかなりありましたけと、狙い通りに前進して3得点はよかったと思います。

攻守を含めればヴェルディが特別よかったって感じではないんですけどこれからまあ…ねえ…って印象が強かった前半



後半頭から中村と岡村→長谷川とキムゴンヒへと交代。長谷川は左WBキムゴンヒはCFに入り、鈴木が右シャドー菅が左CB家泉がCB駒井が左DHへ移動。リスクを負って点を取りにいく布陣にしてきたようです。

札幌のキックオフをキムゴンヒが競って長谷川のクロスをクリアしたコーナーキックを近藤に合わせられ失点します。近藤も下がりながら合わせたので難易度高めではあるんですけどマークにつききれてなかったですね…

札幌はWBの上がりを抑えて中盤を厚くし陣形をコンパクトにしてきたようです。繋いで前進する事が中々できてませんでしたし、ヴェルディにDHやCB脇を使われていたのでここの修正なのかなと

長谷川の所でタメを作れるので上がる時間を作れる分繋いで前進できるようになってきましたけど前半こういう形はほぼありませんでしたからね。繋げるようになってきたからこそ背後を狙う形も活かせるようになってきましたけど守備は特に変えてないようです。


マテウスのフィードを染野が収めてボールを隠した所から斎藤が背後へスルーパスを出し、木村が菅を振り切って菅野をかわしてファー隅に決めて追加点をとります。札幌が押し返していた中で取れたのが大きかったですし、寄せがそこまでではなかったのもありますが染野が2人に寄せられながらタメを作れたのでスペースを作れたのも効いてたと思います。

札幌に流れが行きかけたとこで得点できてるので勢いを止められますし、またペースを握り返せてるのが何より大きいなって印象です。

札幌はロングフィードを入れられた所への寄せの強度がそこまででもなくなってきたので陣地回復にはそう苦労しなくなったように見えます。

札幌のDHが降りて後方で数的優位を作るとヴェルディは5-3-2で構えて外誘導をするのでビルドアップ隊の枚数に応じて行く行かないの判断はしっかりしてるようですね。

68分に木村→山見へと交代。右シャドーに入り染野がCFへ移動。

70分に駒井のパスがズレたのを森田が回収して染野に出し、上がってきた山見→インナーラップしてきた翁長へと繋いだクロスに森田と染野が重なってしまいました。ポジションは染野の方がよかったんですけど森田も得点が欲しかったそうなのでよくわかるんですけど、チームとしては少しもったいない形になってしまったなと。

74分に家泉→田中へと交代。右DHに入り荒野がCBへ移動。

札幌はほぼほぼ中盤(どちらかと言うと2列目より前)の選手ばかりになってきたので執拗に引っ張ってでもカウンターを止めようとするでしょうし、カードは必要経費って感じのように見えます。


ロングフィードの跳ね返しを森田が山見に繋いでスルーパスに抜け出した染野が荒野を切り返しでかわしてファーへ打ち込み追加点をとります。札幌のトランジションは…ですけど綺麗に繋いで技ありのシュートでしたね。

80分に鈴木→原へと交代。左WBに入り長谷川が右シャドーへ移動。

キムゴンヒがマテウスパントキックを邪魔してしまいましたけど、もちろん誉められたものではありませんけど気持ちがきれてしまった様子です。

82分に斎藤→林へと交代。右CBに入り綱島が右DHへ移動。

ヴェルディの守備は引き続き中を締めて外回誘導にさせてるので安定してますし、相手を動かしてスペースを使う所も継続できてます。

86分に綱島→見木のスルーパスに山見が抜け出したクロスに翁長と森田が重なってしまいましたがまた森田でしたね。

87分に馬場→高尾へと交代。

ヴェルディは構えて寄せにいく時は5-3-2、しっかり構える時は5-4-1になるようです。

89分に宮原と森田と染野→平と食野と山田剛綺へと交代。森田のとこどうしましょう状態だったんですけど食野を使ってきました。

前向きで奪ってチャンスメイクしながら山見の決定機も作れていて主導権を握る展開が続きます。

稲見が跳ね返したこぼれを長谷川が拾って駒井に出し、稲見の股を抜いてポケットに侵入して横パスを腹が押し込み失点します。背後のカバーをしきれてませんでしたし、原にもつききれけてない安い失点でしたので緩さが出たと言われても仕方ないかなと

この直後に終了。



最後に、降りながらワンタッチやツータッチで叩いてライン間にスペースを作って受けたり、札幌のCBが上がってスペースを埋めにきたら背後と空いた所を使って前進できていたのはよかったと思いますし、相手に流れがいってる所で得点して勢いを止める事ができていたのが大きかったかなと感じた試合でした。

守備は誰がどこを埋めるのががまだいまいちはっきりしてない時もありましたけど良くなってきた印象です。ただ後半の入りと最終盤の失点の形は油断というかやや緩さ出たなと感じました。ここはJ1に留まる(若い選手が多い分勢いが出やすいでしょうけど逆に崩れる時も一気に来るでしょうし)為の生命線になるので修正してほしい所です。そういう意味では勝ち点3をとりながら負けに等しい位の課題を出せたのもよかったかなと思いました。

札幌は不変なものがあるんですけど早めに前に出て前後分断のような形になってしまっていて繋いで前進するのがやや難しく、フィードもそこまで安定してませんでしたが、守備のセットや選手交代で主導権を握れた直後に失点して流れが変わってしまう展開が繰り返しあったのが痛かったですね。守備は人に強く寄せるマンツーの意識が強いからなのか、自分のマーカー以外の選手やカバーの意識がやや希薄に見えたのは気になりました。

20240526 第16節アウェイ神戸戦

アウェイ神戸戦。ヴェルディは4-4-2で神戸は4-3-3でスタート。

ヴェルディの保持時は左SBの松橋が偽SBになり森田がやや低い位置に降りる3+1で右サイドへのフィードが多いですが、高い位置をとるSB(本多がいる右サイドが多いです)の背後を狙う意識が高めでSB-CB間又はCBを引き出した背後をとりたいのかなと。非保持はいつも通り4ハイプレスですけど大迫へのフィードを千田と挟み込んで対応するのに稲見をDHにしたようですけど下がるタイミングが比較的速いのでプレスバックより前向きて対応させたいのかな?って印象です。自分は武藤の対応で左SBにするかな?と思ってましたが松橋を起用してきました。もちろん背後を狙われるリスクはありますけどラインコントロールはしっかりしてますね。城福監督と森田は5-3-2と言ってますけど中盤が根性のスライドするとこ以外あまり5バック感がない印象です。

神戸の保持時は両SBがやや高い位置をとり(右SBの酒井は武藤へのフィードをサポートする為かこちらのサイドの方が高めです)アンカーの扇原の脇に山口が降りてくる2+4で右WGの武藤へのフィードを起点に酒井や山口がサポートしてサイドから前進するか、降りてきた大迫に当ててサイドを使う形がメインのよう。非保持は大迫と武藤が並ぶ4-4-2のハイプレスで前向きに守備ができる時の出足はかなり速くハイインテンシティでボールを持たずに主導権を握る形は継続のようですが、構えると寄せるスペースを埋めるの判断がはっきりしない印象です。

まずはお互い蹴り合う展開からスタート。まあここは想定内ですね。

マテウスのフィード時に染野が左SBの本多をブロックして翁長→木村と繋がりましたが、今節はSBの背後を狙っていこうって事なのかなと。それと翁長は助走なしでも鋭いスローイン投げられるんですね。

4分に大迫から背後を狙う武藤へと繫げられましたが松橋が粘り強くついていったのはよかったですね。おそらくこの粘り強さを買って左SBに起用したんでしょう。

今節は稲見もロングフィードのターゲットにするので起点が増えた事もありセカンドを拾いやすくなってるように見えますのでここもテコ入れしてきたようです。

神戸の前向きのプレスは強力なんですけど森田が相手と正対して動きを止められるのが効いてます。ここでテンポを含めたゲームコントロールができるとかなり楽になりますね。

ヴェルディはCBが積極的に迎撃に出る意識が高いですけどエリア内に入られるよりはこちらの方がリスクが低そうと判断してるのもあるのかなと

予想通りではありますし、ヴェルディもやれる事はやってるんですけど、パワーや個の質で押されると難しいですね。神戸が中々チャンスをモノにできないのもあるんですが。そうは言っても宮代が収めて運ぶを1人でやるのはエグいですね…

右サイドから武藤や酒井のクロスが多いですけどそこまで中に入られてないのも大きそうです。耐え忍ぶって訳ではないんですけどやはり押されますよね。

15分くらいから神戸が構えるようになりましたけど、寄せるスペースを埋めるの判断がそこまででもない様子なので比較的中央を使いながらパス回しができてます。なのでテンポを落としながら自分達の時間を作れてますが、チャレンジ自体は否定しませんけど奪われ方のコントロールというか準備はしっかりしたいですね。

ショートカウンターのチャンスがありましたけどこの展開で得点できるとすればショートカウンターかセットプレーだと思いますので大事にしたいですね。

24分に武藤の肘が松橋の顔にあたってしまい試合が一時中断します。止血をした後すぐ座り込んでしまい脳震盪の疑いがあるので交代になりましたけどここまで粘り強く対応できてたので本人も無念でしょうね。大事に至らなければいいんですが…

28分に翁長が戻しながら頭でマテウスに戻しましたけどタッチやエンドラインに出すよりチームを助けられる大きなプレーだったと思います。

32分に松橋→斎藤へと交代。左SHに入り宮原が右CB千田が左CB綱島が左SBへ移動。

ヴェルディは繋げる時に間(絶対のポジション)をとるシーンが少ないのが気になるんですが、神戸の圧力を感じてるのもあるんでしょうけど動き直しがあまりないんですよね。2CFに収めてもらうやり方がハマり過ぎてる位なのもあるんでしょうけど、この2人は守備タスクも大きいのでもう少し負担を減らしたいんですが

神戸はクロスを戻したり逆サイドSBが入ってきたりと厚みがあるんですけど寄せる身体を張る所はしっかりしてますね。

39分くらいからヴェルディは5-4-1で構えるようになり3-4-2-1へと変更しました。サイドを使われていたのでその修正なんでしょうけど、この過密日程の中ほとんどトレーニングで合わせられない状況で変えるのは勇気がいりますね。とは言ってもこのクラブはJ1で失うモノは何もないんですが

危ないシーンを作られてない訳ではないんですけど今までより前向きで守備ができるようになったので安定はしてきました。ただ間をとれてない分時間を作れないので攻撃がままならないんですけどじゃあ今まで決定機を作れてたか?といえば🤔にはなりますし、神戸はそこまでビルドアップが上手くないので前半をゼロでいくにはベターな選択だと思います。

45+2分の見木が背後を狙って切り返しから斎藤の抑えたボレーまでの流れはよかったですね。

神戸は左サイドでも広瀬が降りて本多がサポートする形が出てきましたのでサイドからの前進の基本形なんでしょう。ヴェルディがはっきり5バックになった分サイドのスペースを使いにくくなったのもあるんでしょう。

神戸のプレスは強力なんですけど、レイオフで剥がせるとスペースがあるのもあるんですけど寄せる構えるが曖昧になる分ある程度余裕を持てるのでこれを見越して後半勝負のゲームプランにしてるのかもしれませんね。

神戸の寄せの圧力はさすがでしたし、大迫やサイドに起点を作ってSBがサポートする形も作れてて、大迫をクロスターゲットにしながらも攻撃のバリエーションや厚みもあって脅威でしたけどヴェルディも粘り強く対応できてたと思います。

とは言っても神戸がチャンスをモノにできてなかったのも同等以上だったのも大いにありますが

ヴェルディの2CFは守備のタスクも多い上に攻撃でも収めたり背後を狙ったりと大忙しなので、このプレッシャーの中でも間を使って前進できる形(間に顔を出すリポジショニングを含め)を整理したいなと感じました。

途中から3-4-2-1に代えてサイドに蓋をして対応してたのは良かったですし、やれる範囲内で作ってきた形が実戦でやれる位の強度があるのを確認できた前半。



後半、いつも通り右サイドへのロングフィードのクリアボールが翁長の側頭部に入りましたけどしっかり寄せてる結果ですからね。特になんともなさそうでよかったです。

神戸は右SBの酒井がヴェルディの2列目脇位の高さにいて宮代が左サイドに張り両WGが絞って前線のターゲットを増やしてきました。

48分に酒井から奪った見木が運んでシュートまでいきましたけど、後ろを固めるというより前向きで迎撃に出やすくしたように見えます。千田もそんな感じでしたしね。

当然神戸の後ろでのポゼッションは安定しますけどそこから先にどう進んでいくか?があまりはっきりしない印象なのでビルドアップからの前進はそこまで慣れてない様子です。

ヴェルディは迎撃に出やすくなった事もあり守備は安定してるんですけど、奪った後前線につけようとするんですけど木村しかおらず中々繋げないので、プレッシャーがある中でも間をとって前進できるようにしていきたいですね。

ヴェルディが5-4-1になってからは大迫や武藤をターゲットにしてロングフィードを入れてくる事があまりないんですけどセカンドを拾いにくいからなんですかね?

右サイドに流れた大迫からのクロスを広瀬が押し込んだんですが、意図的に手で押し込んだように見えるので警告されたんでしょう。

綱島がボールを拾って投げたのはもったいないカードでしたね…

広瀬が突破したり大迫がサイドで起点を作ったり宮代が中間ポジションで受けたりはしてるんですけど、ヴェルディが中央を固めてるのでシュートまでいくのは難しそうな展開。ヴェルディは森田の所で時間を作れるとポゼッションが安定するので木村に当てる一辺倒にならずに済んでる部分はあります。上記しましたが神戸は構えるとはっきりしないので間を使って前進できる分チャンスが作れそうです。


65分に翁長のクロスをクリアしきれずオウンゴールで先制します。その背後に木村がいたのでやむを得ない部分はありますね。マテウスから森田→染野と中央で繋いだ所から始まってますし、左サイドでオーバーロードを作ってからのアイソレーション(翁長のファーストタッチも素晴らしかったです)で上手く崩せました。

67分に広瀬→佐々木へと交代。

神戸が蹴るようになった分中盤にスペースができてきたのでヴェルディとしてはありがたい展開になってきました。札束で殴り倒されるかもしれないですけどまあそん時はそん時って事で。それとヴェルディは奪いにいく必要がなくなった分陣形が今までよりコンパクトになってきました。

フィードの落としを宮代が拾って武藤に渡してからのアーリークロスに大迫と佐々木が飛び込んだ決定機は危なかったですね。前線の相互作用でこれだけのクオリティを出せるのはさすがだなと

神戸のフィードからの攻撃を奪って繋いで前進する展開ですけど、ヴェルディとしてはこちらの方が安定しそうです。もちろん2CFへのフィードが悪い訳ではありませんが

76分にヴェルディは木村→山田剛綺へと交代し、神戸は本多→初瀬へと交代。

繋いでる時に奪われるシーンもありますけどプレスバックの強度を保ててるのでリカバリーパワーを発揮できてますね。

大迫のロークロスに宮代が合わせきれませんでしたけど、このホットラインが宮迫なんですかね?それならセレッソコンビの蛍原もいますが

神戸がフィードで圧力をかけてくるとやはり脅威ですけど、ヴェルディは前向きで対応できてるのも大きいですね。それ以上に奪いにいかなくてもいい分陣形を崩さずに済むのも大いにありますが

80分にヴェルディは翁長→深澤へと交代。木村もそうですけどここまで運動量が多かったですからね。神戸は宮代→井出へと交代。

明らかに運動量に差が出てきましたけど走り負ける事はないので(ここで負けてどうするのって話しはありますが)前半耐えて後半勝負のプランだったんでしょうね。

神戸はモビリティが少なくなってきたのでシンプルに前線に当ててサポートをしきれてないシーンが多くなってきましたし、繋ぐにもヴェルディが前向きで対応できるので守備がより安定してきたように見えます。

90+3分に染野→山見へと交代。染野は疲労困憊ですからね。

早速山見が陣地回復しながら繋ぎましたけどしっかり役割をこなしてますね。

パワープレーを凌ぎきって終了。



最後に、大迫をケアする為に早めに稲見が下がったのかな?とは思ったんですが5-3-2と言われるとうーんとなるくらい曖昧な感じでしたけど逆にそれがよかったのかもしれません。とは言っても全体練習で合わせられてないなら仕方ないですね。

町田戦でサイドを破られる事が多かったので後ろを5枚にしてサイドに蓋をしながら前向きに対応ができてましたし、5-4-1にした前半の後半からは守備が安定してました。まあこれで不安定では困るんですが神戸がビルドアップでの前進がそこまで得意ではないのを見越してたのもあるんでしょうね。

ただ前1枚で収めるのは難しいのでプレッシャーがある中でも間をとり続けられるように動き直して出し手に選択肢を提供できるようにしていきたいですね。もちろん奪ったら2CFへつけるのは前向きの矢印を出しやすいので全然いいんですけどそれだけでは難しくなってしまいますので

神戸はプレス強度やインテンシティと個の質はさすがでしたし、ボールを持たずに主導権に握るやり方でリーグタイトルをとった訳でなので当然強力でしたけど前半の内に取りきれずに運動量が落ちてきたのが痛かったですね。

20240519 第15節アウェイ町田戦

黒田監督のアライバルインタビューがやけに置きにいくコメントでしたのでフロントに何が言われたのかな?と感じたアウェイ町田戦。ヴェルディ町田共に4-4-2でスタート。

ヴェルディの保持時は左SHの翁長が高い位置をとる3+1なんですけど町田が前向き4枚で蓋をしますし、翁長へ蹴ると右SHの平河がスライドして対応するので繋いでの前進が難しそうです。単純に木村や染野へ蹴っても迎撃されるので右SHの山田楓喜へ蹴り染野と2DHがサポートして前進しようとします。広島もそうですけどCBの対人が強い所への準備なんでしょう。とはいっても上手くいってはおらずアタッキングサードへの侵入もままならない事が多いです。非保持は4-4-2のハイプレスではあるんですけど寄せにいくと迷わず蹴ってきますし、構えるとバックパスでプレスを引き出すように誘ってくるのでハイプレスがハマりそうな感じはないですね。

町田の保持時はビルドアップは2CBがペナルティラインを踏むくらい開いてSBを上げてDHがサイドに流れて数的優位を作る構造のよう。降りてきたオセフンへ蹴って藤尾に落とすヴェルディと同じ形や長いレイオフで引き出してからSBの背後狙わせたりとかなりはっきりしてます。あまり人数をかけずに攻撃しますし、斜めの縦パスで前進する時も縦横でズレを作るというよりはカウンタープレス要員を配置するって感じで保持しながらも守備の意識がかなり高いように見えますので、いい悪いではなく失点するくらいならスコアレスでいいってくらい徹底させてますね。非保持は4-4-2というか4-2-4で2CFが特に細かくリポジショニングをしながら中央に蓋をするレアル・マドリーがシティ戦でやってたような形で中盤中央だけは絶対使わせない!って強い意思を感じます。それとボールサイドに密集して人を見る意識が強く、前向きにサポートできるように作られてるのでカウンターが多いのもわかります。

いつも通り右サイドへのフィードなんですけど、木村と森田がかなり寄るのでサイドから作っていきたいようです。まあ町田は中央が固いのでこうなるんでしょう。

最序盤でのセットプレー時にファーで動き回ってましたけどこれくらいしないと町田の秩序を乱せないからっていうのは間違いなくあるんでしょう。前にも書いたことがありますけど入念にセットプレの形を作り込んできてるようですからね。ここは黒田監督も青森山田の時からそうなんですが(まあ意図的に相手を抑え込んだりしてウーンと思う事もありましたがJ1ではVARがあるのでやらないんでしょう)

セットプレーなので詳しく書きませんけどロングスロー対策はしっかり準備してるようです。アルハンみたいな選手がいたらかなりバリエーションが増えると思いますが

オセフンがサイドに流れてレイオフの起点になり藤本に抜け出されましたが、中央で起点が作れなくてもサイドの仕掛けも強力なんですよね。

7分に右SB鈴木のフリーキックで右SHの平河がポケットを狙うトリッキーな形を翁長がブロックしましたけど、元々こういう選手ではありますけどこのパターンを知ってたのかな?と感じるくらい動きがスムーズでしたね。

左SHの藤本にポケットに侵入された所からのクロスに寄せて身体を張る事はできてるんですが、仙頭の鋭いスルーパスでポケットを攻略され失点します。ここまでSBの背後を狙われてはいたんですけどこれは仙頭を誉めるべきかなと

町田は攻守に渡って今何をすべきか?が徹底されていて迷いがないんですけど反復的というかガンバとはまた違う意味で硬性的ではあります。まあ相手の強みを消し弱みを突くのは当然なのでゲームプランでもあるんでしょうけど

上記しましたがヴェルディがビルドアップで前進が難しいのは、町田の前4枚が細かく動き直して牽制するのでパスコースを作れないんですよね。なので前節やってたようにDHを左SBに降ろしてズレを作っても良さそうですけど圧力が強いのでその中でどれだけできるか?が難しそうな印象です。それと町田は前向きでサポートできるような配置になってるのでカウンタープレスが効きやすい分タッチに逃れる等はっきりプレーした方が良さそうです。

サイドで同数で守る時に質的優位を作られてマイナスなファークロスでチャンスメイクされるので難しいですね。明確なコンセプトがありそれに合った編成をしやり切る事ができる選手を揃えればこうなりますよね?って印象です。ヴェルディもやり切る事はできてるんですけど攻め手を制限されていて札束勝負に持ち込まれているようにも見えます。

町田はオセフンに綱島を充てて空中戦でそこまで優位性が作りにくいと判断するとSBの背後を徹底的に狙ってきますし、今相手は何をされるのが嫌なのか?からゲームモデルの優先順位を判断してるようですね。

ボールと行ったり来たりする忙しい展開なんですけどこれは町田の土俵なんですよね。乗りたくないけど乗せられてるので町田のペースでゲームが進んでます。

ビルドアップで前進できす蹴って起点を作れても寄せが速いのでチャンスメイクまで至らないとそもそもアタッキングサードに侵入できる事がほとんどないですね。まあお互い明確なコンセプトがありやるべき事をやるので内容的には悪くはないんですけど資金力が大幅に違うので収支マイナスって感じです。

22分に仙頭が足裏で染野にアタックする形になりましたけど中村主審からは見えてないてしょう。

日テレ時代のどっかのクラブや他に思い当たるクラブがいくつかありますが、お金があっても使い方がなってないから停滞するクラブが多い中ここがしっかりしてればこうなりますよね?って展開です。まあだからヴェルディの規模でもここまでやれてるのも間違いなくあるんですが

鈴木スローインを柴戸投げて戻しからのクロスを藤尾に合わせられ失点します。縦に揺さぶってマークを剥がされてしまいましたね。ロングスローへ対策されてた時用に違う手を仕込んでるんでしょう。

中央へ楔を入れられても球際で優勢な分町田は陣形が崩れず前向きに守備ができてますので敵陣深くに侵入するのが難しいのは変わってません。誰が悪いとかではないんですけどにんともかんとも…

30分越えてようやく幅をとってプレスの間で受けて前進できるようになりましたけどターンする前に寄せられてますし、サポートするにも時間を削られてるので難しいですね。やるべき事をやれてはいますしアイデアも出せてはいるんですが

寄せの強度が少し落ちてきましたので連戦のやメンタル面への影響があるのかもしれませんが、その中でもやるべき事はやれてはいますが一切の緩みや甘さがないか?と言われるとどうかな?って部分はあります。

これも上記しましたが町田は攻撃にそこまで人数をかけずに後ろに枚数を残して前向きでの寄せが速くボールホルダーが自由を奪われるのでカウンターも難しいんですよね。

町田は質の高い選手達が寄せるスライドするプレスバックするとこれだけ献身的にプレーされると難しいですし、SBの背後とファークロスの狙いやセットプレーの工夫もしっかりしてました。

ヴェルディは間で受けても寄せが速く自由を奪われてましたし、主な前進方法のロングフィードには町田も慣れてる分万全の対策ができていて攻め手が無かったですね。

ヴェルディもやるべき事をやってはいたんですが、攻め手が似てる分町田の良さを出す事がヴェルディの良さを消す事にも繋がっていてどうにもこうにも状態になっていた印象です。

ビルドアップの出口を塞がれるならライン間のサイドや背後を狙っても良さそうなんですけど谷口不在だとよりそこの判断が難しかったかなと感じた前半。



後半頭から山田楓喜と翁長→斎藤と山見へと交代。斎藤は右SH山見は左SHに入り見木が左DH宮原が左SB綱島が右SBへ移動。サイドを破られてたのでそこのテコ入れと流動的に動いて中盤で受けられるよう受け手を増やしてきました。

SBなら稲見じゃないんだと思いましたけど、綱島はサイドで勢いよく寄せて奪えてますし起用に応えてます。サイドに蓋をしてオセフンには千田が競るようになりました。綱島もそう悪くはなかったとは思いますがこちらの方が安定するとの判断なんでしょう。

フリーキックを跳ね返して中央からカウンターのチャンスがあったんですけど形にならなかったのはもったいないなかったですね…町田が珍しくカウンターケアの枚数を置いてなかったのでシュートまでいきたかったんですが

後半は右SBの綱島を高い位置に上げる3+2で町田の2CFが森田と見木を背中で消そうとする分動きが制限されるのでビルドアップがスムーズになってきました。綱島が幅をとって斎藤が絞り染野とどちらかをフリーマンにしながら左サイドに張る山見を使ったりコンビネーションで中央突破を計るようになり押し返せるようになりました。

町田は中央が釣り出されないようにSBの脇にDHを下ろすタイミングが速く6-4-0のアラダイスブロックみたいになる時がありますね。対人に強みがあるからっていうのもあるのかなと。それとファウルの貰い方が上手いですね。

ヴェルディは4-1-2-3のような形でビルドアップする形もあるんですけど町田は前向きの寄せが速いので斜めの縦パスよりレイオフの方が良さげに見えます。

押し返せてた所でのPKは痛かったですけど今までの試合も質で殴られてた事はありましたからね。これで3点差になります。正しく札束で殴ると隙がないなって印象です。

ヴェルディ綱島を上げた形が機能してたんですけど縦に急ぐようになりましたので難しくなってきました。

63分に見木→松橋へと交代。斎藤が左DHに入り松橋が右SHへ移動。後ろ4枚で回すようになったのでまた町田の4-2-4にハマりやすくなってきましたけど降りてきた染野に当てて2DHが受けるので2の脇を使って前進しでサイドに渡してクロスでチャンスメイクしていきます。攻め手のバリエーションはあるんですけど町田の寄せが速いのと対人が強いので中々前を向けない事が多いです。

町田は押し込むと奪われ方をコントロールするして崩す形なので基本的にポゼッションで綺麗に崩す事には興味ないようでここにも色が出てますね。

染野が降りて形を変えながら中盤中央を使いながらエリア内に侵入できるシーンが出てきたので良くはなってるんですよね。まあ3点差になった事もあり町田の寄せがやや緩くなってきたようにも見えますが

70分に藤本とナサンホへと交代。ナサンホが右SHに入り平河が左SHへ移動。

72分に宮原→深澤へと交代。

町田はわざわざ寄せにいく必要がないので構えるんですけど寄せがやや緩くなってる分エリア内に侵入できるようになりましたが、中央を締めていればいいと判断してるのかもしれませんけどここまできてやり方を変えるかな?とは思います。

76分にオセブンと仙頭→デュークと下田へと交代。オセフンに何かトラブルがあったのかもしれませんけどその間にベンチがボードを使って指示してるのでコロコロの派生系なのかなと。時間の使い方も抜かりないですね。

町田の寄せの強度が上がったのでオセフンが効果的に時間を使ってたんだと考える方が自然かなと

ロングスローの跳ね返しをボレーで合わせられ失点します。ボレー自体は素晴らしいんですけど寄せがやや足りなかったですね。

縦に急ぐので攻撃があまり機能してないんですけどやれる事はやってるのでうーんといった感じです。

85分に藤尾と林→エリキと奥山へと交代。

プレスを引き出してから蹴るのは終始変わってないですけどヴェルディは行くしかないですからねえ

90分に千田→稲見へと交代。右SBに入り綱島が左CBへ移動。

カットインでポケットに侵入された戻しのミドルのこぼれを押し込まれて失点します。綺麗に崩されましたね。谷が逆サイドのベンチまで来てますけどおそらく一体感を生む為の規律なんでしょう。

このまま変わらぬ展開のまま終了。



最後に、お互いディテールまで詰めたコンセプトやゲームモデルがありやるべき事をやる所はやれてはいるんですけど、早目に失点中押しされてペースを握られたのと余裕を持てた事で守備で隙を見せなかったですしかなりの差があったと思います。サイドを崩された所へのケアをして中盤でセントラルハーフを開放して反転攻勢ができてた時のPKが痛かったのは確かですけど対人の部分で難しく中々前を向けないシーンが多かったのでやむを得ない部分はかなりあったと思います。

お金をあるクラブが明確なコンセプトがありそれに沿った編成をして規律を徹底しまする正しい札束の殴り方だったなっていうのが正直な感想です。早目に先制中押しができたのも大いにあるでしょうけど終始隙がなかったですね。

志向は全然違いますけど、両チーム共セットプレーやゲームモデルは緻密に作り込んでますし、チームをまとめる為に影響力の強いベテランを放出したりと根っこの部分はよく似てるなと感じてます。(まあここが五分なら札束勝負になるよね?って話しもありますが)
ただ、今までは敢えて外に敵を作る事で内を固めるモウリーニョみたいなマネジメントでしたけどJ1でやるには延焼範囲が広くなるので変えたんですかね?

磐田みたいに今までやってきた事を一旦脇に置いて徹底的に対策するくらいじゃないと難しそうな印象でしたけど今のところヴェルディでやるにはリスクの方が大きそうなのでやむを得ない部分はあるかなと



野津田で万越えは無理ゲーなので、有り余る資金を活かしてアクセスのいい所にスタジアム建てるか国立をホームにしてもらえませんかね?

20240515 第14節ホームガンバ戦

ホームガンバ戦。ヴェルディは4-4-2でガンバは4-2-3-1でスタート。

ヴェルディの保持時は左SBの翁長が高い位置に張りDHがCBの左に降りもう1人のDHがアンカーの4+1の(パス出しに優れる森田が多いですが綱島になる事もあります)ビルドアップで、ガンバが縦パスを切る意識が高いので横に揺さぶりながら縦パスを入れて収めたりフリックしてチャンスメイクしていきますが、ガンバはソリッドなのでボールを動かしながらマークを外す動きにももうひと工夫ないと難しそうな印象です。それとガンバのプレッシャーがそうでもないのも影響してるかもしれませんが、繋ぐのと2CFへのフィードにもう1人がサポートするダイレクトな形と使い分けもしっかりしてますし、サイドでローテーションしたりポジトラ時に2CFに入れる原則がはっきりしてます。非保持は4-4-2のミドルプレスで中央をケアする意識がいつもより高めなので3センターに受けられるのをかなり警戒してる様子。サイドに入った所から寄せていきますけど途中から2CF2DHでガンバの中央からの前進を阻めると判断したからはハイプレスに移行しました。それとガンバは無理そうなら戻すのでそこでラインアップしながら陣形を整えますのでいつも以上に守備が安定してます。

ガンバの保持時は両SBを上げた2+4のビルドアップで、横に動かしてスペースを作って2DH(トップ下の宇佐美なら◎)への縦パスを狙いながらサイドから前進しSHがサポートして比較的ゆっくりと前進していきます。左SBの黒川は縦に仕掛け右SBの半田はDHと入れ替わったりするので後方支援がメインのよう。それと右SHの岸本は降りてサポートし左SHの食野は絞って受け手になる形が多く、無理そうなら戻してやり直しますしポジションを守る傾向が高いのでかなりポヤトス監督色が強くなってきた印象です。それとCFの坂本が収めて絞った食野やDHがサポートするダイレクトな形もありますけど比較的静的なので今は型を守る時期なんでしょう。非保持は4-4-2のミドルプレスで中央に蓋をしてサイドに誘導するんですが、SBに入ってから寄せにいきその後ろをスライドしたDHとSBで前進を阻む形でスペースを消す事に注力するようです。もちろん隙があれば奪いにいきますけど基本的には出し手に制限をかけ受け手に寄せるロティーナさんに近い形ですね。

右サイドへのフィードをCFが落としてSHが仕掛けるいつもの形からスタート。

今節はロングフィード時に後ろでサポート兼カウンタープレスの意識が高く出足がいいので入りの所は修正してきてるようです。

ガンバが秩序を保つ意識が高い上あまり寄せてこないのも大いにありますが、ヴェルディも繋ぐ蹴るの判断がはっきりしてるので静かに時間が過ぎていく展開。こういうのを塩って言う方がいるんですけど秩序と虚無って全然違うんですよね。

詳しく書きませんけどヴェルディはセットプレーの形を色々作り込んでるようですね。

お互い組織で前進できる分色々なアイデアを出しやすい状況なのでそこで違いを作れる方が主導権を握れそうですけど守備もしっかりしてるので固い展開です。ライン間中央の使い方はヴェルディはFWの染野が降りてくる偽9番でガンバはMFの宇佐美が居る真10番の違いがあります。ヴェルディがこの形をやるなら食野君になるんでしょう。

ヴェルディは宮原→翁長からのアーリークロスや早めにに2CFに入れて収めて相互でサポートし後ろからDH絞ってSHが出てきますし、ガンバは坂本が収めたりサイドで岸本や宇佐美が仕掛けたりとしたカウンターの形がありますね。ガンバはスクランブルというかカオスになりそうな時はプレーを切るのでポヤトス監督好みの展開により近くなってきました。正直去年のガンバはポヤトス監督である必要ないんじゃない?って感じだった所から一気に変わってきましたけど松田さんの影響もあるんでしょうか

ヴェルディは15分くらいから中を切りながらCBに寄せにいくようになりましたが、ガンバのビルドアップを見て中央の4枚でハメられるので寄せにいった方がいいと判断したのかなと

お互い3人目を使いながら前進しようとする構造もありますけどガンバの方が硬性的に見えるので型を守った上で崩す途中段階なのかなと

それと宇佐美がドン引きするくらい規律を守りながら献身的にプレスバックするようになったので意識の部分から大きく変わったんでしょうね。ザッケローニさんから言われた事にもっと速く取り組めていればと思わずにはいられないのが正直な所です。

25分のコーナーキックのこぼれでスクランブル状態になりましたけどここまで決定機はほとんど作れてなかったですしモノにしたかったですね…

ポジティブな意味ではあるんですがあまり変化がないので書くことがなくなってきました。

ガンバは押し込むと横に動かしながら中央への縦パスを狙う意識が強く、サイドからコンビネーションで崩そうってシーンはあまりないのでサイドは仕掛けから崩そうって事なのかなと 

36分に宮原に入った所に森田が流れて受け山田楓喜を押し出すようにビルドアップの出口を作りましたけど相手を見て判断ができてるようですね。ここまで2CFに当ててからの形が多かったですけど繋ぐ形も整備してるんですよね。後はもっとプレス耐性がついてくれば一気にビルドアップのバリエーションが増えそうです。

ガンバは秩序だった形は作れてるんですが、上記したようにやや硬性的でポジトラ時の意思疎通がそこまではっきりしてないので発展途上って印象ですけど、ロティーナ監督就任時のヴェルディもこうでしたので懐かしさを感じます。最初はみんなこうなんですよね

40分くらいからガンバが深さを作るようになったので前進がややスムーズになってきました。ここまでこの動きが少なかったのでヴェルディがラインアップしてコンパクトな陣形を作れてたんですよね。

ガンバは得点が少ないですけどボールを保持しながら守備ができるので1点取れれば十分って感じではあります。

ガンバがポジションとスペースを守る意識が高いのでヴェルディも秩序だっていてやりたい事やるべき事が見えやすく見応えがありました。ガンバはこれから作っていく段階って感じでしたのでやるべき事がはっきりしてる分ヴェルディが主導権を握れていたって印象です。ただヴェルディもJ1でここまではっきりやれていた試合を無かったので自信握れてなるでしょう。後はこれありきでどれだけプレス耐性をつけていけるか?って所なのかなと

お互い秩序を重視する展開だったので陵平も解説しやすかっただろうなと感じた前半。



後半頭から松橋→斎藤へと交代。保持できるので受け手を増やしながら流動的にって事なんでしょう。

ガンバは蹴ったり早めに坂本に入れたりと縦の意識が強くなってきたので前半プレスにハマってたので深さを作るように修正してきたようです。セカンドを拾ったら全体的に横圧縮するので繋ぎながらサイドを突破していこうって事なのかなと

ヴェルディは繋ぐより2CFへ蹴る事が増えてきてきましたけどライン間と背後の使い分けをはっきりさせてきたように見えます。

50分に綱島が中盤で坂本に奪われましたけど前進を阻む切り替えができていたのは良かったですね。そりゃあもちろん奪われない事が一番いいですけどね。

お互い蹴る事が多くなった分前半よりテンポが上がってきて中盤にスペースができるようになったので中央から運んでチャンスメイクする形も出てきました。ガンバとしては秩序だけではやや分が悪いのである程度カオスを受け入れた方がいいと判断したのかなと。ただヴェルディの方がインテンシティが高いのでそこまで上手くいってないですね。

ヴェルディは保持すると後ろで回しながら斎藤が絞って翁長が張り受け手を増やしながら前進しようとしますのでこの形もしっかりしてます。

ガンバはミドルプレスは変わってないんですが2CFが縦関係になり森田を見張りながらSBにはSHが縦に蓋をするようにしてきましたのでCBのドライブでどれだけ時間と空間を運べるか?が鍵になってきそうです。

押し込んだ時に3センター(染野斎藤森田)が流動的に動きながら繋ぐ判断がはっきりしてきたので鹿島戦で自身をつけたようですけど最後の所が中々合いません。

ヴェルディが保持する時間が長くなってきたんですけどガンバは持てない事にストレスを感じてる素振りがないのでほんと変わりましたね。

62分に綱島と山田楓喜→見木とチアゴアウベスへと交代。チアゴアウベスは左SHに入り斎藤が右SHへ移動。中盤中央で起点を作ってサイドから突破をはかるようにしてきました。

63分にネタラヴィと食野→ダワンと倉田へと交代。この展開なら縦に仕掛けたり運べる選手の方がいいでしょうね。実際縦志向が強くなってきて推進力も出てきましたけど少し距離が遠い分ヴェルディにパスをインターセプトされる事が多いです。ただ単独で押し込められるダワンは脅威ですね。

ガンバは敵陣でのセットプレー時にベンチに何か聞いてるのでどのパターンを使うかの判断はベンチがしてるようです。

71分にチアゴアウベス→袴田へと交代。左SBに入り翁長が左SHへ移動。チアゴアウベスは大事に至らないといいんですが…

ガンバは中谷が運んでからの黒川へのフィードで前進できるようになりましたが、まずは守備を整備してチームを安定させるのを優先して保持はまだこれからなんでしょうねって印象です。

75分に宇佐美と岸本→ジェバリと山下へと交代。岸本はおそらく筋肉系のトラブルが起きてしまったようですね。

千田→大外の翁長→ニアゾーンに入ってくる見木の形が増えてきましたけどこの約束事は元々ありますし、特にこの形を意識してって感じではなさそうです。

中2日の試合なのでさすがに最終盤に強度が落ちてきましたが、ヴェルディは攻守に渡ってこれだけプレー原則に則ってやれてる試合はなかったですし自信になると思います。

ガンバの寄せがそうでもなく時間と空間があるのは確かですけど、相手を動かしながら剥がしたりスペースを使う事ができてますので組織強度は確実に上がってきてますね。

86分に中谷→半田→ポケットに侵入した山下のマイナスクロスを倉田が合わせるこの試合1番の決定機がありましたが林が身体を張ってブロックし難を逃れました。

その後もジェバリにポケットをとられ耐える展開になりましたけど中2日でやむを得ない部分があるのは確かなんですけどチームとしてのベースとなる約束事が抜けてしまうとさすがに難しいですね。

88分に袴田→稲見へと交代。まあこういうのも含めてフェアな競争ですからね。ただまたここから這い上がってくれば当然チャンスがある筈なので頑張ってほしいです。

どうボールを前進させて崩すか?の形はしっかりしてるんですけど最後の所で合わないですね。このまま終了。



最後に、ガンバの寄せやインテンシティがそこまでではなく最終ラインで時間と空間を得られたのはあるんですが、繋いで中央を使ったり2CFへのフィードを使い分けてボールを前進させられてましたし、実際シュート枠内シュート共に多かったので攻撃は今までで1番機能してたと思います。ただ横パスやレイオフでの縦横の揺さぶり方とマークの剥がし方にもう少し工夫が欲しかったなとは感じました。

守備はガンバが比較的静的だった事もあり中央に蓋をしながら前進を阻めてましたし、フィードや縦パスにも迎撃に出て起点を作らせない対応は終始できていて攻守に渡ってやるべき事をやりながらやりたい事をやれていたのでもったいなかったなっていうのが正直な感想ですけど最後の所の意図が中々合わなかったのでここは伸びしろかなと。

ガンバは皆が規律を守って献身的に守備するようになりドン引きする程ソリッドになりましたね。まずは守備組織を整備してパフォーマンスや成績を安定させる事を優先して攻撃はこれから手を入れていくのかなって感じに見えました。そうなると今度は守備とのバランスがってなりがちですけど、徳島でもアタッキングサードは個の能力で打開する傾向が強かったので大崩れする事はなさそうです。

ゾーンディフェンスもポジショナルプレーもボールの位置と他の選手の位置で自分の位置とタスクが決まるのは全く同じなので見た目は全然違いますけど根っこは繋がってますので松田さんという理解者を得られたのが大きいんじゃないかなと


陵平の解説わかりやすいですよ。ガンバの保持時の振る舞いに不満があるのはわかりますけど、ヴェルディもロティーナ監督時はます守備の整備からでしたし(そもそもこのクラブはそれまで守備の文化が無かったですし)チームを安定させる段階なんじゃないかなと

20240512 第13節アウェイ鹿島戦

アウェイ鹿島戦。ヴェルディは鹿島共に4-2-3-1でスタート。

ヴェルディの保持時は右SBの宮原が高い位置をとる3+2で前線へのフィードや縦パスを受けた所にサポート(基本的にトップ下の山見)して前進しようとします。山見のスピードを活かして受け手をサポートしながら背後を狙うのを基本線にしてる様子。ただあまり収まらないのでダイレクト仕様の布陣が仇になりポゼッションで選手間が遠くなり奪ってもサポートが遅いor味方を探す分カウンタープレスの餌食になる事が多くゲームプランがハマらない印象です。非保持はいつも通り4-4-2のハイプレスからハメにいこうとするんですが鹿島のCBがかなり開くので外誘導が難しそうです。無理に追って中央を通されてしまうシーンもあるので中央を締めた所から寄せにいきたい所なんですけど中々プレッシングトリガーが入らないので後ろが連動して寄せにいけないシーンが目立ちます。

鹿島の保持時は2CBが開いて2SBが高い位置をとる2+2(DHが降りてきた時はSBが絞ってDHに入るようです)からフィードや縦パスで絞ったSHに入れDHへのレイオフやSBのサポートから前進しようとしますけど、あっという間に先制したのでシンプルに背後を狙ったりSHへのフィードからが多い分本来のゲームプランがどうだったのかはなんともといった所。前線で起点を作れると全体的に横圧縮して繋いでサイドから、又はサイドチェンジからチャンスメイクしようとします。非保持は最終ラインには持たせる4-4-2(ヴェルディの後ろが4枚の時は前線4枚が中央に蓋をしてサイドにはSBが寄せてきます)のミドルプレスでサイドに入った所から寄せてきます。ハマらない時は追わずに撤退するのでリードした貯金を活かしながらシンプルに反撃すればいいって感じに見えます。こちらも本来はどう振る舞う予定だったのかはわからずじまいです。

いつも通り右サイドへのフィードからスタート。

コーナーキックの守備でハンドがありPKの判定。これは仕方ないですね。これを鈴木が決めて先制されます。

カウンタープレスで奪い返された所からサイドを変えて右CBの植田が持った時に右SBの濃野が絞り、右SHの師岡が張った所からハーフスペースに流れてきた名古に通されて失点します。攻守に渡ってにんともかんとも状態ではあるんですけど、守備の連動性がいまいちなハイプレスならこうなりますよねって印象です。

鹿島はかなり余裕を持ってパス回しをするようになりましたけど2点リードなのでこれでいいと思います。追ってくるなら蹴ればいいし来ないなら回してればいいとリードしてる理想的な戦い方ができてますし、奪った時にサポートがなければシンプルにクリアしたり、陣形が崩れてる時はタッチに逃れると守備でもプレーがはっきりしてますね。この辺りは場数を踏んできてる賜物なんでしょう。

12分に最終ラインにいた森田から降りてきた見木に渡してから1列目を越えてボールを引き取りましたけど、こういう前に出てマークを外す動きは今やCBにも求められるプレーなんですよね。鹿島の寄せが速いのもあるんですけどそれ以上にヴェルディの連動性に問題ありそうな印象です。いつものメンバーを組めないのもありますけど今年は伸びしろで闘っていく分これでは難しいんですよね。まあ山見をトップ下に置いて木村やSHのサポートをして背後を狙うゲームプランが崩れてしまったのも大いにありそうですが

それとプレスがハマらない分後ろが連動しきれてないので中々ボールを奪えませんし、奪えても狙い通りでなかったりして出し所を探してる間に寄せられ蹴らされるシーンが増えてるのでどうしましょうって感じです。

鹿島は斜めのサポートでパスコースを作りそこから前進できればいいし、そうでないならサイドを変えるとやる事がはっきりしてますね。まあ精神的な余裕もあるんでしょうけど

15分くらいからヴェルディは中央で構えてからボールホルダーに寄せにいくようになったので後ろが連動できるようになってきました。

鹿島はプレスがハマりそうになると内側に入って回避するのは新潟もよくやる形ですけど最終ラインから背後をとられたりしてどうにもこうにもならない展開が続きます。

最終ラインでボールが持った時は鹿島は構えるのでフィードからサポートや繋ぐ陣形は作れてるんですけど寄せられるとサポートの準備ができてないシーンが目立ちます。それと結果論だと思うんですが山見のトップ下が機能してないので見木と入れ替えました。

木村がヒールで前向きで前進してファウルを貰いましたけど起点を作るバリエーションが増えてるのはいいですね。

30分くらいからヴェルディは慣れてきたのもあるんでしょうけどプレスに行ってのフィードに前向きで迎撃できるようになってきたのでようやくアジャストしてきたようです。ポンポンと2点取られたメンタル面の影響もあるのかもしれませんけどもう少し早く合わせたかったですね。

もちろん鹿島には2点の貯金があるからっていうのは間違いなくあるんですけど、ヴェルディはプレスを剥がして中央から前進もできるのようになったのでゲームプランが崩れたのとアジャストに時間がかかった影響がかなり強そうなので全く手も足も出ないって訳ではなさそうです。それだけでもホッとします(^^;)

ファウルを貰う事が結構多くなりますけど貰い方が上手くなってきてる印象です。詳しくは書きませんけどカバーニがこういうプレーするの上手いんですよね。

34分に千田のサイドチェンジから山見が頭で繋いで見木が縦の平行サポート(パラレラ)でからのマイナスパスで山見が仕掛けながら袴田がポケットに入ってくるとようやくらしい形が出てきました。

ヴェルディに中央を使われたからなのか鹿島は2DHが絞る意識づけが高くなってきたように見えます。まあ前線4枚で蓋をしようとしてる位ですから当然と言えば当然なんですが

ヴェルディも鹿島もチャンスらしいチャンスは作れてないんですけど鹿島としてはまず守備から入るって所もありそうですね。

ヴェルディはボールホルダーに寄せらて蹴る時のサポートの準備ができてないシーンが目立ちますけど鹿島の寄せやインテンシティが高いのもあるに見えます。だからなのか見木と綱島の位置を入れ替えました。

前線が収めてスピードのある山見がサポートして背後を狙うゲームプランがいまいち機能しなかったり、立て続けに失点した影響もあるんでしょうけど30分くらいまでは手も足も出ないって感じでしたね…いつものメンバーが組めないのは最初からわかってた事ですから中央を締めながら相手に寄せたり、ダイレクトが上手くいかないなら散開してポゼッションに向いた陣形をとりながらサポートする等もう少し速く対応したかったですね。

鹿島は2点リードしてプレスに来るなら蹴るし来ないなら後ろで繋いで時間を使い、守備では中央に蓋をして構えスペースを消しながら引き出したライン間や背後を少ない人数で攻める(つまり後ろに人数を残してカウンターケアをする)と意思統一がはっきりしてましたし、2-0は別に危険なスコアじゃないよ?っていうのを教えられた形でした。

若い選手が多いのでやむを得ない部分が大きいのはもちろんあるんですけど場数を踏んできた違いを見せつけられた前半。



後半頭から鹿島は仲間→チャヴリッチへと交代。ヴェルディは山田裕翔→谷口へと交代。授業料を払う形になりましたけどこれも経験でしょう。

ヴェルディが前向きの推進力が出てきたのは当然なんですけど、レイオフやパラレラから前進できるシーンが増えてきたので陣形やタスクを整理してきたようです。トランジションはまだ劣勢ではありますけど前半よりは反応が良くなってきました。

師岡の突破からのコーナーキックで植田に合わせられ失点します。マークが曖昧で完全にフリーにしちゃいましたね…

立て続けに得たコーナーキックやクロスがいまいち合わないんですけどバタついてる感じではなさそうなのはいいと思いますけど少し急ぎ過ぎてしまって合わない事が多い印象です。

鹿島は左サイドではチャヴリッチが中に入ってきて起点を作り、右サイドではクロスに入ると外から中に入るプレーが多くなったので選手のタイプによって変えてるようですしやり慣れてる分スムーズです。

谷口が運んで相手の足を止めてからパス出しするので前進がスムーズになってきました。蹴る繋ぐをもう少し使い分けられれば攻撃のバリエーションが増えるのでCBにはチャレンジしてほしい所です。千田が名古を引き出して降りてきた綱島に当てて見木に落として1列目を突破したように千田や林も少しずつできるようになってきてるんですけどね。

繋いで押し込められる分陣形が整うのでカウンタープレスが効くようになってきましたのでポゼッションが安定してきました。

鹿島は鈴木は比較的自由に動きますけど、他の選手はトップ下が鈴木を衛星的にサポートしてSHが絞りSBが張りDHは降りる留まるとタスクが決まってる様子。

60分に綱島と山田楓喜→斎藤とチアゴアウベスへと交代。チアゴアウベスは左SHに入り山見が右SHへ移動。

斎藤見木森田がポジションを入れ替えながら流動的に動くようになってズレを作り中央で受けられる事が増えてきました。なのでサイド攻撃も今までより活きてきます。鹿島はヴェルディのシステムが変わった所に対応しきれてないので主導的な守備が難しくなってきた印象です。

プレスも鹿島の可変に対応しながら寄せる選手を入れ替えるので今までより前進を阻めるようになってきました。

63分に濃野と師岡→須貝と藤井へと交代。

66分に名古→樋口へと交代。タイミング的にもカードを貰ったからではなく予定通りだったようですけど一気に代えなかったですね。

ヴェルディは中盤が流動的に動きながら鹿島にプレッシングトリガーを入れさせずに相手選手間からライン間でボールを引き出せるようになってきたのでチャンスメイクがスムーズになりました。

鹿島はリアクション的に動かされるのもあるんでしょうけど寄せの強度が落ちてきたように見えます。


谷口が運んで2枚を引きつけながらチアゴアウベスに出し、中央へのパスのこぼれを森田が拾って斎藤に渡して狭い所を打ち抜き1点返します。森田のこぼれの所からスクランブルのようになった分GKの早川も反応しきれなかった部分もあるでしょうけど狭い所を通せたのが大きかったかなと

球際で勝てるようになったというより繋いで前進して全体を押し上げられるので、前向きの守備がしやすくなりカウンタープレスが効きやすくなったの方がしっくりきます。前半はダイレクトの陣形でポゼッションをやるような不自然な形になってましたからね。

73分に袴田→翁長へと交代。押し込めるようになったのでロングスローとプレースキッカーとしての役割が強そうです。

74分に知念→土居へと交代。

77分に宮原→松橋へと交代。

谷口が相手の足を止めてからパス出ししてるのもあるんですけど、鹿島のプレスがハマらない分カウンタープレスが効きにくい所は変わってませんので引き続き押し込めてます。


アゴアウベスと斎藤の所から左サイドを突破した翁長のアーリークロスを中央の山見が空振りしたのが絶好のスルーになりファーに詰めてた木村が押し込みました。プレスを掻い潜れるようになった分背後を突けるようになったチャンスをモノにできたと思います。

鹿島は推進力が出てきましたけど今度はこちらが急ぎ過ぎて合わないシーンが目立ちます。鈴木に危ないシーンを作られてはいますけど起点へのサポートがしきれてない分ヴェルディも潰しやすくなりましたので主導権を握れてます。


翁長のクロスを谷口が落としを木村が当てきれなかった分早川へのフェイントになったようです。見木は木村に申し訳ないと言ってましたがちゃんと当たってたらセーブされてたかもしれませんね。

完全に形勢逆転になったんですけどヴェルディも少し急ぎ過ぎてるようになった印象です。もちろんリスク管理をきちんとしたいのもあるんだと思いますが

このまま終了。



最後に、ゲームプランが上手くいかなかったり立て続けに失点した影響もあり30分くらいは手も足も出ない状態でした。強度面もそうなんですけど中央を締めながら相手に寄せたり、ダイレクトが上手くいかないなら散開してポゼッションに向きの陣形をとりサポートできるようにする等もう少し速く対応したかったですね。今季は実戦の中で成長して闘っていくんだ!って路線でスタメンとサブにあまり差を出したくないので、代わりに出た選手達がやるべき事をやりつつもう少し爪痕を残せるようにしていきたいなと。自分の価値を上げる為に来た選手も多くいるでしょうし、その為に痛い思いをするのは許容してると思いますので

ただ後半斎藤が出てきてダイレクトからポゼッション志向になってからは鹿島のプレスを剥がして中央から前進できるようになり押し込みながら主導権を握り3点をとれたのは自信になるでしょう。

指導陣や選手達を含め反省点が多かった試合だったように見えますが、これだけ質の高い授業を受けながら勝ち点を得られたのはものすごく大きかったなっていうのが正直な感想です。

前半の鹿島はプレスに来るなら蹴るし来ないなら後ろで繋いで時間を使い、守備では中央に蓋をして構えてスペースを消しながら引き出したライン間や背後を少ない人数で攻めてカウンターケアをすると意思統一がはっきりしてたので2-0は別に危険なスコアじゃないよ?っていうのを教えられた形でしたけど、後半斎藤が入ってダイレクトからポゼッション志向へヴェルディのシステムが変わった所への対応ができてなかった印象です。おそらく過密日程を考慮して早めに交代させたんでしょうけど明らかに強度が落ちたのでスタメンとサブ組に差があるのかな?って印象でした。(ポポヴィッチ監督は元々その傾向があるんですが)

20240506 第1/2節ホーム磐田戦

ホーム磐田戦。ヴェルディ磐田共に4-4-2でスタート。

ヴェルディの保持時は後ろ4枚と2DHも低めで六角形を作る4+2のビルドアップで2CF脇からのドライブ又はサイド経由でCFが収めてCF同士の関係性にチアゴアウベスは大外見木中に絞って絡みポケットを狙うのが基本線のよう。非保持は磐田が低い位置で人数をかけるので2DHを背中で消すミドルプレスでサイドに入った所から寄せ、2CFへのフィードにはCBが出てきて迎撃してDHに拾わせる形。ただバックパスには寄せにいって二度追いで対応します。磐田はある程度前進するとSHやCFが絞ってくるので運んでくる選手にはSHが寄せSBがハーフスペースをケアするのが約束事のよう。

磐田の保持時はこちらも後ろ4枚と2DHが低い位置で六角形を作る4+2ですけど磐田の後ろ4枚はかなり幅をとります。そこから前線へのフィード又はサイドから運んで2CFへ縦パスとまずここで起点を作ってからチャンスメイクする形が多いのでヴェルディとよく似てますね。CFへのフィードの時はSHが絞ってサポートしたりDHへ落としてサイドに叩いてSBが上がってきてクロス、中央に入ったらサイドに張るSHが運んでポケット侵入を試みるかクロスの形が多く、全体的に横圧縮して中に人数をかける所もしっかりしてますし、実際クロスからかなり得点してるので自信があるんでしょう。そして浅い位置では通常、深い位置ではマイナスと使い分けもできてます。非保持はCBまでは寄せないミドルプレスでサイドに入った時もSHが構え気味でその先から挟み込むのを狙いにしてるようですが、寄せる構えるが曖昧になる事もありす。ただバックパス等ボールホルダーが前を向けない時は前から寄せにいきます。

キックオフで右サイドへのフィードを染野に当てるすっかりお馴染みの形からスタート。

1分に袴田から縦パス入れた時にチアゴアウベスが磐田のSHSBに挟まれる格好になったんですけど平行サポートが少し遅れてしまいましたね。結果的に繋がって木村がファウルを貰う所までいったんですけと修正してもらいたい所です。

お互い前線2枚がキーパーソンになってる分空中戦でのデュエルが多い展開がしばらく続きますが、序盤はまず蹴り合いとは様子が違いますね。

6分に翁長の縦パスを木村がターンして前を向いてクロスの決定機がありましたけど狙い通りの形で崩せたと思います。それと磐田はかなり横圧縮して守るのでかなり人数がいる割には寄せる構えるの判断がはっきりしてない時がある印象です。

9分に千田が磐田のCFの脇から持ち上がって右SHの松本の足を止めてからチアゴアウベスや染野に縦パスを入れたのは良かったですね。別に運んでから背後に蹴ってもいいと思いますし、CBが時間と空間を運べればCFも前を向けますので続けていってほしいです。ただまたチアゴアウベスに平行サポートが無かったですね…

今節はプレスに行く行かないの判断や連動性がいつにも増して上手くいってる印象なんですが、磐田がそこまでビルドアップに固執してないのもありそうです。

ヴェルディは磐田が後ろ向きで収める所を潰せない事が多いんですけどここはアジャストしていくしかないでしょう。

シンプルにジャーメインや松本を背後に狙わせる形もありますし、2DHが斜めになってサポートしたりCFの落としから中央を使われスムーズに前進されるシーンが出てきました。磐田はある程度前進すると横圧縮してクロスターゲットを増やしたりカウンタープレスが効きやすくしてくる上球際であまり勝ててない事もありヴェルディは蹴るだけになってしまうので全体的に後ろ重心になってきました。

空中戦では五分にやれてますし、チアゴアウベスが受けて森田のポケットに侵入する形も作れてはいるんですけど球際の部分でカバーされてしまうシーンが結構目立ちます。

狙い通りに誘導はできてるんですけど収められて中央を使われる事が多いんですよね…逆に収めたり前向きで奪った時はスペースがある分チャンスメイクできるんですが

33分にファーへのコーナーキックを千田が折り返したボールが松本の左腕に当たりPK獲得。これを染野が決めて先制します。劣勢な中でのセットプレーで得点はあるあるではあるんですけど先制できたのは大きいですね。

また空中戦のスクランブルになりましたけど、これならデュエルは五分なのでヴェルディとしてはこちらの方が良さげです。

ビハインドになったので磐田はハイプレスになりましたけどそこまで連動性が高くなさそうで意外とスペースがあるので出てきてもらった方が前進できそうな感じです。


コーナーキックを中央で染野が頭で合わせたこぼれを木村ニアハイに決めて追加点をとります。染野がフリーでしたけど磐田はゾーンなのでヒンズドで合わせられると難しい面はありますね。染野もしっかり叩いたからこそ川島もキャッチできなかったと思いますのでいいシュートだったと思います。

ヴェルディは無理をする必要がないのもありますし、2点のリードができた分中盤でしっかり構えてコンパクトな陣形を作るようになりました。ジャーメインや松本へ背後を狙わせるフィードが出てきた辺りから全体的に低めでしたからね。

45分にフィードを木村が収めてチアゴアウベスに出した時にかなり遠目からシュートを打ってしまったのはもったいなかったですね。確かにシュートを打つ意識は大事ですし、結果が欲しいのもよくわかりますけど2点リードの終盤なら簡単に相手にボールを渡さない事を優先させてほしかったなと

サイドに張った時から内外からサポートしてポケットを狙う形は出せてますので球際の部分なんですよね。慣れていくしかない部分もあるんですけど受け手がプレスのベクトルを受けにくい形はもう少し作れると思うんですよね。

中盤くらいから球際で劣勢になりましたけど奪ってからのカウンターでコーナーキック7本xGも2.75vs0.33とチャンスを作れてましたので本来のゲームプランとは違うかもしれませんけどセットプレーをモノにできたのが大きかったなって印象です。

2点リードで折り返せましたし、しっかり寄せて時間と選択肢を奪いながらのプレスや攻撃で運びや崩しの形は出せていたのでやれる事やるべき事はやれていたけど球際が…って印象が強かった前半。



後半頭からヴェルディはチアゴアウベス→松橋へと交代。松橋は右SHに入り見木が左SHへ移動。2点リードしたので守備でより計算できる松橋にしたのかなと。
磐田は平川→古川へと交代。前で収まるのでアタッカーの方がいいと判断した様子

磐田は左SHが古川になったので左SBの松原がやや高い位置をとりサポートするようにしてきました。(上原が降りて西久保も上がる形もあります)ヴェルディはそれを見越して松橋を右SHに持ってきたんでしょうね。

前半からやってましたけど、ジャーメインがポストプレーに降りるタイミングがよくなってヴェルディの選手が寄せられなくなるシーンが出てきました。この辺りの修正はさすがですね。それと迷いなくロングフィードを入れてくるようになりましたので馬力で押せると判断した様子。

磐田はシンプルに2CFへフィードする事が増えてきました。ヴェルディはラインを上げてブロックを作れてるんですけど起点を潰しきれないので下がって対応する事が多い分押し込まれるようになってきましたけど、後ろに人数をかける分ボールホルダーに制限をかけきれないのもありそうなので前半みたいに構えて前向きに寄せにいった方が良さげに見えます。。それとサイドからのクロスが多い分前向きに奪えないので時間を削られて反撃に転じにくい時間帯が続きます。最後の所で耐える事はできてるんですけど出し手に制限をかけきれないのでかなり苦しい状況。

55分にクロスのこぼれをペイショットに押し込まれて1点返されます。横パスをインターセプトされた所からなんですけどシンプルに高さ強さで押されると難しい部分がありますね…

2CFへのフィードやクロスで引き続き高さや強さでゴリ押しされリアクション型の守備になってしまう分奪い所を作れないので防戦一方になり京都戦の前半みたいになってきました。後ろに人数がいる分ボールホルダーに寄せきれない状態から蹴られるので下がりながらの対応になってしまうのも状況を難しくしてしまってる印象です。

57分に見木→宮原へと交代。右SBに入り翁長が左SHへ移動。サイドの所で食い止めながらあわよくば一刺しできるようにしてきたようです。

ボールが持てるようになると斜めに繋ぎながら前進しますけど木村がファウルを貰ったり起点になるプレーがかなり効いてますね。非ファウル数が1位と言われても納得します。

城福監督が言うようにもう一戦あるので詳しく書きませんけど、磐田はセットプレーの守備で空きやすい所がありますね。

62分に松本と西久保→ブルーノジョゼと藤原へと交代。藤原は右DHに入り植村が右SBへ移動。

ハンマーで殴られ続けてる分ボールホルダーに寄せにいきにくい状況が続いてるのでいつ決壊してもおかしくない展開なんですけど耐えきるにはまだ25分くらい残ってるんですよね…

ヴェルディは保持した時に繋ぐか蹴るかがはっきりしてないんですけどこれだけ圧力を正面から受けてる状況ではやむを得ない部分はありますね。

高い位置でジャーメインに奪われて右サイドに展開してのクロスをジャーメインに合わせられて追いつかれます。今やれる事はしっかりやってはいますのでやむを得ない部分はありますね

ジャーメインと林が激しく接触しましたけどおそらく林はジャーメインが見えてなかったでしょうね。

71分に翁長と林→山見と山田裕翔へと交代。大事に至らないといいんですが…

ジャーメインはたんこぶができてますけどプレー続行なのでそう問題はないようです。

ヴェルディが保持した時に磐田は構えるようになったので後ろで安定して持てるようになったのと、後ろで繋ぎながら2CFへ入れると保持の振る舞いが整理されたのと、磐田の2CFとブルーノジョゼに2CBと袴田がマンツーでつくようにしてきたので今までより安定してきました。

そのおかげで前向きに守備ができるようになったのである程度押し返せるようになったんてますけど試合中に少しでも修正できるようにしたいですね。

ペイショットの折り返しが千田の腕に当たってPKになります。難しい対応ではあるんですけどやむを得ないですね…獲得したPKをジャーメインが左に外してしまいました。

こうなると形勢が変わってくるのがあるあるではあるんですけど実際そうなってきました。

84分に袴田と稲見→綱島と斎藤へと交代。斎藤は右SHに入り松橋が左SBへ移動。林は脳震盪での交代のようです。

クロスを松橋が跳ね返して森田が前線に出し背後に抜け出しそうになった木村をリカルドグラッサが倒してしまいDOGSOで退場になりましたけどこれはやむを得ないでしょうね。

88分に藤原→鈴木へと交代。本来なら出したくなかったでしょうけどこの状況ではやむを得ないですね。磐田はペイショットがCFジャーメインが右DHの4-4-1になりました。

今度はヴェルディがシンプルに放り込むようになりましたけど押し込めるのでこちらの方が良さそうです。

磐田もフィードを前線が収めようとするんですけど、数的優位になった分ヴェルディは2人で対応して挟んでもプラスワンが作れるようになった分奪えるようになりました。

ある程度余裕を持てるようになったのもあるんでしょうけど、繋いで動かしながら蹴る判断がよくなってきました。数的優位で守備がユルくなる感じもないのでいい傾向だと思います。

林の負傷やVARチェックもありましたのでAT13分のワールドカップ仕様

90+1分にペイショット→小川へと交代。右DHに入りジャーメインがCFへ移動。 

ヴェルディはジレずにパスを回して相手を広げながら斎藤が絞って中央で受け手を増やして前進しようとしてますけど、1つ飛ばすパスか全体的に広がってもう少し横の揺さぶりがほしいですけど、シンプルに背後を狙って縦に揺さぶれてるのはいいと思います。

比較的フリーで上げられる事もありクロスの質はかなりいいんですけど中との意思疎通が合わない展開が続きます。


90+9分に染野が運んで森田に横パスを出し外を向きながらポケットに差し込んで背後に抜け出した木村が同じくニアハイに決めて勝ち越します。大外→ニアゾーン→ポケットをとると理想的な崩しができたと思いますし、この形は相手の目線を振り回せるので崩しやすいんですよね。

磐田はリスクを負って前に出てきますがジャーメインに2人つけるのでここで起点を作られせない事はできてます。

もちろん数的優位なのもありますけど構えて前向きに守備ができれば球際の劣位も結構カバーできてますので受けに回るような形は作られたくないですね。

マテウスがキャッチして終了。



最後に、シンプルに高さ強さでゴリ押しされると厳しいのはありますし、デュエル面はアジャストしていくしかない部分があるのは確かなんですけど、寄せる構えるをはっきりして前向きに守備ができればかなり闘えるのでしっかり意思統一をして受けに回るような守備だけは避けたいですね。

ただセットプレーから2点とれましたし最後は大外→ニアゾーン→ポケットと理想的な崩しができたのは凄くよかったと思いますし、サイドの守備でSHが寄せてSBが絞って蓋をする形はよく機能してたと思います。

磐田はクロスのバリエーションも豊富でかなりの破壊力がありましたのでここは絶対の自信があるんでしょうね。ただセットプレー含め守備で寄せる構えるの部分があまりはっきりしてない印象がありましたので川崎戦のような点の取り合いになりやすいのかなとは感じました。ただ数的劣位になってからは中央を閉じる守備が機能してたと思います。


もちろん関係性は存じ上げてますが、解説の松原さんが他に松原姓の選手がいないにも関わらず后と呼ぶのは気になりました。