20200923 第21節アウェイ金沢戦

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アウェイ金沢戦。ヴェルディ保持時非保持時4-4-2。金沢保持時3-2-4非保持時4-4-2。

金沢はハイプレスで人を掴みにきて奪ってからのショートカウンター狙いが基本線とここは一貫してますね。

ヴェルディは右サイドは小池が澤井、小池を若狹が追い抜いたりとボールホルダーを追い抜く動き、左サイドは松橋が降りて井出がサイド奥に流れるパラレラでポジションチェンジをしてマーカーを剥がそうとしていますし、最前線の選手がボールを持ったらスピードを上げてシンプルに中に入れてきます。マンツーでは急にリズムを変えるのは効果がありますしマンツー対策をしてきたようですね。

いつもと布陣が違うので金沢が戸惑ってる印象はありますがゴール前まで運ぶ事ができでます。

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譲瑠が右HVに降りて若狹を押し出し理仁がアンカーのような形になるのもあります。こういうのも相手のマークをズラす事ができますからね。

井出にボールが入った時に松橋が高安の背後を狙おうとしたので相手が下がって対応しようとしたら手前に抜けてきたのはよかったですね。マンツーでは相手との駆け引きに勝ったらフリーになれるのでどんどん狙っていっていいと思います。

15分過ぎから金沢が3CBに2CF、2DHに2SH、WBにSBがつくようにマークを整理してきたので今まで程進めなくなってきたんですがここの修正は早いですね。

マークにつかれると、自分のマーカーがボールホルダーと同一視野に入るような動きで受けにいく選手が多いんですよね…マーカーが自分とボールホルダーが同一視野に入らないように動けば受け手になれますし(ちなみにマークを外す動きをデスマルケといいます)同一視野なら相手を引っ張る陽動部隊になり空いた所を他の選手が使うようにできればもっとスムーズにいくと思うんですが。現状では落としのパスのレイオフがメインになるのでリズムが早くなりやすく攻撃が単発になってしまってます。

当然ですがマンツーは1人でもサボると守備に穴を開けてしまうのでそういう選手がいるとヤンツーさんの激が飛びます。

金沢の攻撃は左サイドはアーリー気味のクロスですが、右サイドは高安がサポートしながら窪田が仕掛けてクロスが多く基本的には右で進んで左で仕留める形のようです。

飲水タイム後は空いてる若狹が攻撃参加してギャップを生む事ができましたが(ここまでにも前線に運ぶシーンはありました)崩す所までは至りません。マークを外すポジションチェンジの大枠はあるんですけど金沢に時間を削られる事もあってちとリリースが早いように見えます。

攻撃に人数をかけ過ぎて逆襲を受けたりビルドアップを奪われて危ういシーンを作られる事が多くなってきました。シュートブロックを拾われまたシュートを打たれるので金沢のシュート数が増えていきます。

37分の金沢の決定機は相手が外してくれたとしか言い様なかったですね(^^;)

ここからはパスを繋げず金沢にボールを持たれて最後の所で耐える展開が続いていたので理仁を左SBに降ろして4-1-2-3に変えてきました。

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シュート数の違い程フルボッコ状態ではなかったですけど失点しなくてよかったというのが正直な所です。

ポゼッションとは言っても後ろで廻す事が多かったですし、型はあるようですが組織としての動き方はまだまだ道半ばかなと。

平均ポジションとアタッキングサイドでも金沢は高安が高い位置でサポートしながら窪田のクロスが多かったのがそのまま出てます。

ヴェルディは右はボールホルダーを追い抜き左はサイド奥狙いと形の違いがあるので手数がかかる右サイド側に寄り気味でカットインもありますがクロスの方が多かったですね。

序盤は噛み合わせを変えてきた事で主導権を握れましたが、対応されてからはほぼ金沢のゲームプラン通りに進んでいった前半。



後半頭から澤井→佐藤へと交代。

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並びはこうなりました。理仁片上げの3CBに2CF、理仁と譲瑠にSH、IHにDHがつき晃樹がかなり深い所まで降りてくるんですがCBの作田がついてきます。耐える為ではあるんですが前半の終盤に4-1-2-3にした事で金沢も対応してきてるのでちともったいないなと思う所もあります。

金沢は前半よりもシンプルに背後に入れてくる事が多くなりました。奪ってショートカウンターの意図もあるでしょうけど、ヴェルディの陣形を間延びさせてカウンタープレスを防ぐ目的もあるのかもしれません。

53分に井出が主審への異議なんですかね?でカードを貰ってしまいますが必要ないカードですしもったいないですね。もちろん選手それぞれ思う所はあるでしょうけど判定をするのは審判ですからね。

晃樹が降りた時にCBがついて来ずフリーで受けられる時もあるのでこの時は起点になって捌いて前進できてますし、ボールホルダーを追い抜いてダイレクトパスでマークを剥がして井出のカットインシュートがポストに当たる所までいけたのもありました。ここは松橋とポジションを入れ替える事で相手のマーカーをブラインドにしたのはよかったですね。

59分、窪田と杉浦恭平→金子と杉浦力斗へと交代。マンツーは運動量が多くなりがちなので5人代えられるのは追い風でしょうね。

61分、晃樹と松橋→山下と大久保へと交代。

この後は左サイドもで縦のポジションを入れ替えに譲瑠と大久保も絡んでオーバーロードから逆サイドを使ったりボールホルダーを追い抜く形も出てきました。

マークを剥がす、相手を動かした所を使うの意識があり形は共有できてるようなんですけどまだ体現できてるとは言いにくいといった感じです。改善はしてるんですがもう少し進捗を早められたらなと。

73分、加藤→ルカオへと交代。まだベンチにこんな選手いるんですね(^^;)

75分に祥平から山下に背後を狙わせるフィードを白井がクリアしたボールを井出が拾ってループシュートは少し弱かったですけど時間とスペースは十分あったのでもったいなかったなと。

後半は危ないシーンは82分の島津のヘディングくらいなんですけど、攻撃で崩せてるって訳でもないので平面的な試合になってきてます。

84分、小池→クレビーニョへと交代。

87分、高安→長谷川へと交代。

金沢ここまでサイド深い所からのクロスが多かったですが、浅い所からも積極的に入れてくるようになりました。中央にターゲットがいますしパワープレーの一種なんでしょう。

90分、理仁→新井へと交代。右WGに入りクレビーニョが右SBへ移動。

大久保が降りたり佐藤が逆サイドまで行ったりしてマークを剥がせるシーンはあるんですが、そこに中々ボールが入りませんね。その分バランスを崩しやすいのもあるんですが

展開が変わらないまま終了。

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後半押し返す事ができましたがルカオ投入で押し返され収支は少しプラスになった感じですね。



最後に、ポジションチェンジやCFが降りてくる動き(これは以前からやってますが)でマークを剥がすのは型があるように見えますし、トレーニングで改善してきたんでしょうけどまだ道半ばといった印象です。

前半にも書きましたが、相手選手にボールホルダーとマーカーが同一視野に入らなくなるような動きでボールを受けるのはいいんですが、同一視野のままボールホルダーに近づいても相手はそのままついていけばいいのでダメージを与えられてないシーンが結構見られました。

パスを繋いで前進するには相手の動かしたり視点を振り回す(両方できれば◎)必要がありますが、ハイプレスやブロック守備ではできてきた事がマンツーマンで時間を削られるとまだ難しいようです。そして上手くいかない苛立ちが判定への異議等マイナスの方向に出てしまってる印象です。審判も過密日程の中でターンオーバーもなく走り回っていますので

ボールを支配して圧倒するならここは乗り越えなきゃいけない所なのでやっていくしかないとしか言い様ないんですよね。


1回りしたのでここまでの総括を

開幕戦を観た限りではほんとどうなる事かと思ってましたが、再開後はビルドアップの形の安定とカウンタープレスの精度は劇的に改善させてましたし、相手を引き出す所や崩しのアイディアの形も用意されてました。

何より選手達のメンタル面での改善が見られてきたのが一番の収穫ですね。いい時は必要以上に調子に乗り、そうでない時は必要以上にズーンと落ち込む所はこのクラブが長年抱えてる大きな大きな課題ですしロティーナ監督やホワイト監督も困っていた所ですので。

この向こう側にフィロソフィーに沿うボールを保持してしっかりとした型を持ちながらも相手の出方を見て判断を変えられるスタイルが見えてくると思います。

メンタル面は本当に感謝してるんですが、J2は相手の良さを消す事に重点を置いてるクラブが多いので、対策されて立ち止まりまた対策されたら…では上を目指すのが難しくなってしまいますので組織構成や対策された対策の進捗度が遅いのが今の成績に表れてるんだと思います。

20200919 第20節アウェイ山口戦

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アウェイ山口戦。ヴェルディ保持時3-2-5非保持時4-4-2。山口保持時3-2-5非保持時4-2-3-1~4-1-4-1。

山口のハイプレスは3トップを4バックで見張りIHにDH、トップ下の池上が譲瑠につき前線は数的同数してきます。陣形が整うまでは小松が譲瑠へのコースを切り池上に受け渡すので4-3-1-2~4-2-1-3の形になるので、ヴェルディの中央からの前進を阻むのが主なゲームプランのようです。ここは今までにもありましたからね。

山口の保持時は田中パウロがかなり早い段階から上がっていき高井の脇から最前線に入っていき相変わらず縦に早いですね。なので山口の後ろが3でも4でも攻撃的な田中パウロの裏に山下を配置する予定だったんでしょう。

ヴェルディの保持時は福村片上げの3バックで廻して山口のDHの横を山下か潮音が使って前進するかシンプルに裏を狙いにいきます。

6分にGKの吉満からのパントキックで一気に小松を狙うフィードがありましたが、技術はもちろん空いてる所がよく見えてるなと

お互いに低い位置で奪われショートカウンターを受けますが、こういうスタイル同士ではありがちな事ではあるんですけど、この早いリズムにヴェルディも付き合ってしまってる印象があります。もちろん相手陣内にスペースがあるなら狙っていくべきなんですけど

近藤が若狭を見て寄せてきた高井の裏に降りてきた佐藤に出し、その落としを貰えるポジショニングをとって譲瑠が運んで潮音に渡したシーンなんですが、連動してましたしこのプレスの剥がし方はトレーニングで仕込んできたんでしょうね。

11分に大久保のオフサイドの笛の後に潮音がボールを蹴ってしまい警告を受けましたがこういう貰い方はもったいないですね…

山口が吉満までボールを下げた時にヴェルディは追っていくんですが、ピンズド空いてる所のライン間に中距離のパスをつけてくるんですよね。キーパーがこれだけレジスタの役割をこなせてるのに何でこの順位なんでしょうか?

お互い早い攻撃が多く間延びしやすい事や攻撃をサイドに誘導されてる分中央が薄くなるんですが、奪われる場所が中央なのでカウンタープレスが効きにくくなってるんですが、中途半端に寄せて剥がされるシーンが目立ちますね。寄せられる時は寄せて間に合わないなら前進を阻む使い分けやラインコントロールが上手くいってないように見えます。

攻撃に関しては最終ラインがプレスを剥がしたり運んだりしていてビルドアップは安定してますしここは問題なさそうですが、中盤で迎撃される分裏を狙う方が多くなってるようです。中々前進できてませんが飲水タイム以降は自分達のリズムで試合運びができている時間帯もありますね。

28分の田中パウロスローインなんですけど、スローイン時は両足が地面から離れてはいけないんですが、遠くに投げる為に助走をつけた時に左足が離れてしまっていたのでファールスローになります。ちなみに近くに投げる時に頭の後方から頭上を通して投げずにファールスローになる事もたまにありますね。

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数的不利な状態でもプレスに出ていくシーンが見受けられます。これではただ単に相手に時間とスペースを与えて攻撃のスイッチを入れるだけになってしまうので最低でも同数で行けない時には行くべきではないんじゃないかなと。

30分くらいから中盤でプレスを剥がして前進できる事が増えてきたのでいつも通りの縦パスとレイオフも使っていきます。それとスペースがあれば使っていくべきですが、ヴェルディが早い攻撃をすると中盤が空いてオープンな展開になるので山口の土俵に引き込まれる部分はあるんですよね。もっともこれが山口のゲームプランなんでしょうけど

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45分に山下を倒して大きな決定機の阻止をしてしまったのは高なんですが、公式記録でもヘナンとなってますし人間違いだったんでしょう。VARがあれば問題なかったんですが(人間違いに関しては警告でもVARの対象になります)

中を使って山口のディフェンスを集結させてから外を使い逆サイドポケットへのクロス、できればコンビネーションで中から崩したいんでしょうけど陣形が整ってない状態から急いでやろうとして合わないみたいな感じになってるんですよね…

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平均ポジションで小松と池上が重なってるように譲瑠につき中央を使わせずサイドから進むように誘導されていた事もあって中々自分達の形を作れず決定機まで至らなかったですね。

ヴェルディも山口も左SBが上がるので左サイドからの攻撃が多く、その時は山口はヘニキ、ヴェルディは譲瑠がバランスをとってました。

レイオフオーバーロードアイソレーションで前進していたシーンはありますが、山口のリズムに引き込まれてリズムを崩していた時間帯も多く、相手の土俵で勝負をさせられている印象が強かった前半。



後半頭から井出→小池へと交代して右WGに入り山下が左WGで潮音が左IHへ移動。

後半もサイドで潮音や山下が降りて受けにきた時に福村や大久保が前線に走りレイオフを受けるのと最終ラインからWGへのフィード、山口が奪ってシンプルに前線を使ってくるのは変わってませんね。

52分の山下への警告は平のファウル後にボールを蹴ってしまった事なんじゃないかなと

押し込んだり押し込まれたりして遅いリズムになった時は安定してます。ただ前半にも書きましたがボールが行ったり来たりとオープンな展開でリズムが早くなりカオス状態になると間延びしてカウンタープレスが効きにくく、サイドで人数をかけて攻めていても奪われるのが中央なので簡単にカウンターを受けてしまうシーンがいくつもあり、無理な状況で飛び込みかわされるのもあるのでヴェルディの方が部が悪いように見えます。もちろんカオスは山口の方が慣れてるのもありますが

ネガトラ時にファーストディフェンダーがしっかり寄せて自由を奪うのはカウンタープレスには必須なんですが、相手がボールを支配下に置いていたり数的不利な時では逆効果になってしまうのでここの使い分けが整理しきれてないと言いますか

後、リズムが上がった事で中盤で急ぎ過ぎてバタつく事が多いようにも見えます。相手が厳しく寄せてきてる時はダイレクトパスでいいんですが、そうでない時にもボールを離すタイミングが早くなり相手を引き出せてないシーンがありますので。降りて受けにくるのと同時に背後を狙う形はしっかりしてるんですが

64分、左サイドに人数をかけて攻め込み山下へのスルーパス眞鍋にカットされて吉満が逆サイドの田中パウロへフィードして空いたスペースを駆け上がり池上とのワンツーで抜け出し上げたクロスを浮田が余裕を持ってファーに流し込み失点。吉満のフィードと浮田ファーストタッチを誉めるべきなんですが、選手の配置と奪われ方の齟齬を突かれてしまいましたね…

ゴールを決めた後のゆりかごは高井と松尾さんの為だったようですね。おめでとうございます!今まで選手の引き抜きは随分ありましたが、サポの女優さんって斬新過ぎやしないかと思う所はちとありますが(^^;)

この直後大久保→理仁へと交代。右IHに入り佐藤が左IH、潮音がCFへ移動。

67分、セットプレーで田中パウロがのクロスに浮田が合わせて追加点を奪われます。リフレクションがあってアンラッキーな形ではありますが、少し動かしてきて全体的に反応が遅れてしまったようですね…

7試合勝利が無かった中で立て続けに得点した事で山口は元気一杯にプレスをかけてきて後手に回るようになってきました。それと焦りがあるのか急いで攻め逆襲を受ける事も多くなってきました。

75分、浮田と高→森と武岡へと交代。そのままの左DHと右SHポジションに入りました。高のアクシデントはあるんですが2点リードしても前線を代えてくるのは霜田監督らしいなと

78分、若狭と譲瑠→クレビーニョと晃樹へと交代。クレビーニョはそのまま右SBで晃樹は左IHに入り佐藤が右IHで理仁がアンカーに移動。

サイドチェンジで空いてる所から前進して逆サイドポケットへのクロスと約束事はできてるんですが、バックパスを奪われたりパスがズレたりしていて焦りが強くなってるような印象ですね。

82分、理仁のパスな山下が抜け出してグラウンダークロスが眞鍋に当たってコースが変わったのを小池が押し込み1点返しました。小池がよく詰めてましたが、まあリフレクションでの失点はお互い様なので

1点返した事で何とか追いつかないと!とよりバタバタしてきました。まあここは仕方ない所ではあるんですが山口も何としてでも勝ちたい!と同じくらいバタバタしてますが

86分、佐藤→松橋へと交代。

88分、高井と小松→村田と河野へと交代。ここでも前線を代えてくるのは徹底してますね。

89分、松橋と晃樹のパス交換でハーフスペースを攻略したクロスがヘニキの手に当たりPK獲得。上げた腕に当たってますからね

おそらくクレビーニョは吉満が動くのを待ったんでしょうけど動きませんでしたね。助走が短ければ蹴れるコースが限定されてしまうのでここは駆け引きもあるのでこればっかりは仕方ないです。

しっかしレジスタとして攻撃の起点となりながらチームを救うビッグセーブと吉満が当たりまくってますね

山口はまた勝てないのか…からの吉満のセーブだったのでまた一層元気になりました。

90+3分にクレビーニョが突破したのは確かに相手選手に当たっているのでコーナーキックなんですがゴールキック判定になった事に異議を唱えて潮音が2枚目の警告を受けて退場になりました。上手くいかない焦りと苛立ちがあるのは間違いないんでしょうけど結果的に自滅する形になってしまいました。

このまま終了。

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後半かなり盛り返されましたね



最後に、譲瑠を塞がれてサイドに誘導されマンツー気味につかれて前進を阻むのとオープンな展開でカウンタープレスを無力化してきて上手くいかない焦りと苛立ちもありヴェルディ対策の壁を乗り越えられられなかった印象ですね。

マンツー対策にポジションチェンジは王道なんですが人数をかけてる所と奪われる所が違うのでカウンタープレスをかけられずにスムーズな前進を許していたのもありますが

最下位相手にというよりも対策されて上手くいかずにバタバタしてしまう所を修正していってもらいたいですね。

過密日程で時間が無い中ではありますが、ボールを保持して圧倒するスタイルを目指すなら気持ちの余裕と対人対策は絶対乗り越えなければいけない所なので取り組んでいってほしいです。

20200913 第19節ホーム群馬戦

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ホーム群馬戦。ヴェルディ保持時3-2-5非保持時4-4-2。群馬保持時2-3-5非保持時4-4-2。

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群馬の攻撃はサイドからのクロスがメイン。オーソドックスなSBからのクロスもあるんですけど、奪った流れの中ではあるんですがCBの船津がここまで上がってきてクロスを上げるシーンもありました。前を向いてる選手が大外を使ってくるようです。

守備は4-4-2なんですが、ハイプレス時にはCBに左SHの加藤が代わりに寄せて大前が譲瑠を見張る形。晃樹が譲瑠と並んでると大前は晃樹につきDHの中山が譲瑠に寄せてきて、大前にあまり負担をかけないような設計になってます。

5分、晃樹からのサイドチェンジを小池が受けて佐藤→小池→譲瑠と繋いでクロスを入れ、大久保が頭で合わせてGKの清水が弾いた所を若狭が押し込み先制!WGが大外に張った時にSBが絞るのはよくやってる形なんですが、こんな高い位置まで上がってきてるとは思わなかったです。

得点シーンもそうでしたけどヴェルディは平から高い位置を取る福村に入れて晃樹に落とし小池へのサイドチェンジで佐藤も絡んでチャンスメイクする形が序盤は多いです

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ヴェルディのビルドアップはCB若狭譲瑠で菱形を作る形。2トップ相手に4枚を使う事になりますが、譲瑠へのコースを切る分2トップが絞るので平と若狭に多くの時間とスペースを渡せるので安定してます。左の大外は福村が使っめ潮音が絞り晃樹が譲瑠と並び、前述した形と晃樹が譲瑠に落としそこから小池か福村へのフィード。それと今節は奪われたら受け手をマークしてカウンタープレスをかける事が多いようです。

16分、中山のクロスを譲瑠が手に当ててしまい群馬のセットプレーで大前のクロスを田中に合わせられ失点。ゾーンの隙間にピンズドのクロスが入ってくると難しいんですけどね…

群馬は前に観た時もそうだったんですが、ハイプレスに行って相手に蹴らせても2列目との距離があってセカンドの回収があまりできてないんですよね。押し込んだ時はコンパクトな陣形になってるので拾えるんですけど

佐藤と晃樹が左右を入れ替わると今度は佐藤が降りるので役割としては変わらないようです。

左サイドで起点を作り潮音がサイド奥に流れるか譲瑠に戻してサイドチェンジをしながら隙があれば中を狙っていくのが今節のゲームプランのようです。群馬はあまりボールサイドにスライドしてこないので大外→逆ハーフスペースへのクロスが多いです。

42分、中山のフィードを大前が受けて浮き球のスルーパスに田中が抜け出し失点。ボールホルダーをフリーにしてしまってるのもあるんですけどここは大前を誉めるべきでしょうね…

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チャンスは作れてましたし幸先よく先制できたんですけど大前にやられてしまいましたね。

ヴェルディは福村が高い位置をとって平が運び晃樹が攻撃の起点となっていたので左サイドが多め。群馬は岩上のアーリークロスがあったくらいで加藤の外を小島や中山が回ってクロスがほとんどでした。

ボールホルダーに寄せられてなかったのはありますが、終盤に逆転されたのが痛かった前半。



後半頭から晃樹と小池→理仁と山下へと交代。

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後半は同じ菱形でも頂点の譲瑠が2トップ間にいてサイドもそんなに上がらなくなりました。

シンプルに山下に背後を狙わせるのと前線の動きがかなり流動的になり空いてるポジションを順番に埋めていくという感じに見えますがクロスはファーを狙う事が多いです。

群馬はハイプレスを剥がされる事もあって引いてブロック作ってきましたのでポジションを入れ替えながら左サイドからクロスと中央突破を使い分けますがあまり再現性はなく即興的にやっているようですね。

56分、右ハーフスペースで佐藤が大久保へ縦パスを入れて理仁へ落として突破した所をエリア内で船津に倒されPK獲得

大久保が真ん中高めに蹴ったボールを清水が弾いてクロスバーに当たりこぼれたボールに潮音が詰めましたが外れてしまいます。


後半11分には、PKを与えピンチとなったが、大久保嘉人のPKをGK清水慶記がドンピシャの読みでストップ。GK清水は「GKコーチの小島さんや大前選手がアドバイスをくれて、チームとして止めることができた」と振り返る。

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GKの清水が動いてない事からすると小島コーチか大前がこのデータを持ってたのかもしれないですね…潮音も1/50程度の確率しかない中でよく詰めてたんですが…

この後も左サイドを中心にしながら中央も使う攻撃を継続していきます。前半からそうでしたが群馬があまりスライドしてこない分サイドが空いてるからというのも大いにあるんでしょう。

60分、岩上と平尾→飯野と青木へと交代。ヴェルディが左サイドからの攻撃が多いので右サイドにフレッシュな選手を入れてきました。

左サイドでポジションを入れ替えながら流動的に運ぶのはいいんですけど、大外から戻して中を伺いまた外へと崩し形がちと単調なんですよね。同じ事ばかりやっていたら相手も慣れてきますので

65分過ぎから徐々に選手が中央に寄るシーンが出てきました。これは嫌な予感…(^^;)

68分、若狭→クレビーニョへと交代。クレビーニョの推進力を生かしたいのかなと。

群馬の選手に前を向いた状態で奪われてカウンターを受けるシーンが増えてきました。

77分、大久保→河野へと交代。

福村や譲瑠からのアーリークロスやポケットへのスルーパス等いつもと違う形の方が効いてる様子なので崩しにももう少し多様性があるといいですね。

跳ね返されてもセカンドを拾ったり奪い返したりしながら波状攻撃を続けていきます。

82分、前がかりになってる所で中央へ打ち込んだボールをカットされ田中に展開されて運ばれ、こぼれを加藤に拾われて大前に渡してタメを作ってから飯野に出してニアハイに決められます。全体的に中央に寄り前がかりになってスペースを与えて逆襲を食らう悪癖から失点してしまいました…群馬からしたら完璧なカウンターでしたね

89分、潮音→松橋へと交代して直後の90分に田中→進へと交代。

ここからのヴェルディはシンプルに背後を狙う事が増えたので中盤が空いてかなりオープンな展開になってきました。背後を狙いながらも細かく繋いで崩しにいくヴェルディとカウンターに転じる群馬という構図。シュートで終われる事が増えたので逆襲を食らう事は減ってきてるんですが

90+4分、大前→渡辺へと交代。FWを削ってDFを入れてるのでわかりやすいメッセージですね。そして守備の形が5-4-1になりました。

最後までブロックを崩せず終了。



最後に、セットプレーモノにして追いつけた事が大きかったのは間違いないでしょうけど、群馬としてはそこからはゲームプラン通りだったんじゃないかなと。

永井監督の質疑応答

前半に思い描いたプラン通りにいかなかったという部分に関してより詳しく聞かせてください。

ビルドアップ、またハーフラインを越えていくところで、少し後ろに人数をかけ過ぎてしまったところが反省点です。

(中略)

前半にフロントボランチの森田選手がリベロの藤田選手と横並びになる形はチームとしての狙いではなかったということでしょうか?

その形でスタートしましたが、相手の出方を見ながらという部分で、もう少し(森田)晃樹のポジションは前のスペースを取ることが必要だったと思います。本人も我々ベンチからの指示でやろうという努力を見せてくれましたが、なかなかそこが上手くいかなかったです。

つまり、群馬の2トップに対して菱形作ってる分大前の横から十分な時間とスペースを得ながら平が運べるので、晃樹もライン間に入って群馬のCB-SB-SH-DHの正方形に潮音-福村-平-晃樹で菱形を重ねて、潮音へのコースをDHの宮阪に塞がせれば晃樹が空き、晃樹に中山がつけば大久保が空くので直接や譲瑠経由で大久保につければCBが迎撃にくるだろうから、フリックで右サイドポケットに落として小池に拾わせてシュートか折り返して潮音に合わせる。そっちを警戒されれば福村が空くので潮音へのスルーパスや右サイドのポケットへのクロスを小池が合わせる。この崩しの形が当初のプランだったという事ですかね?そう考えれば監督のコメントと客員教授のツイートの辻褄が合うんですが

ただ、譲瑠に通すと中山が迎撃に出てきて大前は最初からサイドに寄り気味だった分平はそこまでは時間とスペースを得られてなかったですし、晃樹が降りて福村と三角形を作った事で安定してた部分があったとは思うんですよね。左→右へのサイドチェンジ時に右利きだとキックモーションが大きく相手にバレやすい分スライドされ小池(山下)が十分な時間とスペースを得られないので左利きの理仁に代えたのならわかるんですが。

ポジションは流動的ですが、攻撃が単調になって全体的に中央に寄って前がかりになって相手が中央で前を向いて奪える状況から逆襲を受け失点とヴェルディの典型的な負けパターンでしたね…焦ると特にこの悪癖が出てきてしまうのはクラブとしての改善点でもあるので少しずつでも取り組んでいってもらいたい所です。

20200909 第18節アウェイ岡山戦

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和太鼓での選手入場もいいなーと思ったアウェイ岡山戦。ヴェルディは佐藤が右IHで理仁がアンカー。ヴェルディ保持時3-2-5非保持時4-4-2。岡山保持時3-3-4非保持時4-4-2。

まず、岡山がキックオフを直接GKまで戻すのは珍しいなと

今節は保持すると福村が理仁と並んで偽SBとなり井出を押し出す形。今までもありましたけど今節は特に移動が早いのですね。岡山はボールが逆サイドの時はSHの三村、同サイドはDHの白井が福村を見張ります。

岡山の守備はヴェルディの3バックに対して2トップとボールサイドのSH、ボールサイドの中盤の底にはDHが寄せてくるオーソドックスな形。プレスがハマった時のヴェルディは最終ラインから大外に張る潮音や佐藤から井出や山下を使おうとします。

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岡山は背後を狙う縦志向が強い分保持時に幅はあまり取らないようです。ネガトラ対応やロングフィードでセカンド拾ったりする為なんだと思います。

ヴェルディはいつも通りレイオフとサイドチェンジで前進できてるシーンはありますが、ストラクチャーを維持しながらも前線は流動的にポジションチェンジするシーンが多いように見えます。

それと偽SBサイドのWGは構造上相手のSBと1vs1になりやすいので山下が左WGの方がいいかなと思う所はあります。潮音が降りてきて相手SBを引き出し井出がサイド奥に流れるでもいいんですけど

20分、井出がターンで三村をかわして左サイドのオープンスペースにいる福村へ渡し、CB-SB間のハーフスペースへのスルーパスを受けた山下が抜け出しポープをかわして無人のゴールに流し込み先制!椋原が潮音を警戒して下がった分オフサイドにかかりませんでした。潮音に出されたらサイドを突破してグラウンダークロスなんでしょうから椋原のミスという訳ではなく福村の判断とパス精度で勝負ありでしたね。

岡山がシンプルに背後やCFへの楔を狙いヴェルディが跳ね返して岡山の背後を狙うのでボールが行ったり来たりと忙しい展開になってる分間延びしやすい分カウンタープレスが効きにくくなってます。

プレスでハメられロングボールを蹴らされて中盤が空いてればそこを使われコンパクトな陣形を保てば背後をシンプルに狙われるので岡山の土俵で勝負させられてる印象。

40分に白井が運び清水が縦パスをフリックして三村に抜け出されますが、ボールホルダーが前を向いてフリーになってたのもこの影響があったかなと。

この後は岡山が寄せきれなくなってきたのでプレスを剥がして前進したりバックパスで相手を引き込んでからダイレクトパスで剥がす等らしいシーンがようやく出てきました。

それと岡山はポープからのロングフィードにはSBが飛び出していく事が多いです。これならすぐにSHやCFがサポートできて前線が孤立するのを防げるのでここは整備されてるなと

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お互いシュート数が少なく固い印象もありますが、ヴェルディはプレスを剥がしてビルドアップできるシーンもありましたけど楔を入れられたり背後を狙われたりとシンプルな縦の攻撃で押し込まれ、プレスでハメられ前進できない事が多かったです。

平均ポジションは岡山は上門や山本が背後を狙うかCFが楔を受けもう一方のCF上門がサポートするので全体的に左寄りでヴェルディはボールを持ててはいても自陣寄りで山下が背後を狙う分右サイドからが多かったです。

前節よりモビリティがある分スペースを作れてるので改善されてますが、前から人を掴みにくる守備で時間とスペースを削られるとミスも目立ちまだまだ苦戦してるなと感じる前半



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柴崎とポープ何話してんのかなーからの後半。頭から大久保→晃樹へと交代。

序盤から岡山に押し込まれ跳ね返したりゴールキックからの競り合いでセカンドを拾われてまた背後を狙われて、ヴェルディも山下に背後を狙わせます。

53分のセットプレーはオフサイドになりましたけど相手の隙間から入って合わせる形は小池が得点してるパターンですし整備されてきましたね。

上田のフリーキックの折り返しを晃樹が落として佐藤が山下に繋いで一気に運んで中央を上がってきた潮音へ渡し、ニアへのシュートの跳ね返りもポープにセーブされたのはポープを誉めるべきなんですが、左で井出がフリーだったんですよね…井出に出した方が得点になる確率は高かったですけど今までの潮音ならあの場面で仕掛ける事は無かったと思うのでここは難しい所でもあるんですが…

それと山下は判断のミスでチャンスをフイにする事もあるんですが、この判断はよかったですね(^^)

運べる時は運んでポゼッションはするんですけど、奪われた時は背後を狙われるせいかカウンタープレスより帰陣が優先になってる分奪い返せないのはいいんですけど、ミドルプレスの割には相手にスペースを与えて楽に前進させてしまってるのは気になります。

58分、三村→関戸へと交代。

徳元が関戸に戻して最終ラインで廻してる時に山下が後ろを確認して関戸へのパスコースを切ってるんですよね。なので潮音に寄せられたらコースが無いのでポープまで戻すしかなくなりました。山下の背後のパスコースを切る(カバーシャドウと言います)動きはよかったですね

63分、理仁と井出→小池と譲瑠へと交代。小池は左WGに入り潮音がCF晃樹が左IHへ移動。

ヴェルディのビルドアップは福村がアンカーと並ぶのではなくそのまま高い位置に張り潮音が譲瑠の脇に降りてくるようになったので、右SHの関戸に福村を見張らせて小池が椋原と1vs1の勝負をするように変えてきたようです。

68分、ヴェルディは山下→クレビーニョへと交代。岡山は清水と山本→赤嶺と斎藤へと交代。

奪われた時にカウンターを遅らせて帰陣する形はいいんですけど連戦続きの中で行ったり来たりの展開は体力的にキツいですね…

クレビーニョが徳元から奪い返したんですけど、残したボールを徳元に奪われGK-CB間にクロスを入れられます。スリル満点ですな…(^^;)

飲水タイム後の岡山はポープまで戻してヴェルディを引き出したりシンプルに前線に蹴ってくる形を強めてきました。この形で押し込むならイヨンジェがいなくて本当によかったなと。

ヴェルディも岡山の背後に入れていくので奪われる事も多くマイボールの時間を作れません。

岡山は前線に蹴りヴェルディはカウンターなのでかなりオープンな展開になってきました。ロングフィードやクロスを跳ね返しても味方がいる所ではないのでセカンドを拾われ二次攻撃を受けてしまい押し込まれて堪える時間帯が続きます。

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この時間ではクレビーニョを下げて5-3- 2で構えるようになり岡山の猛攻に身体を張って守るようになってきました。雷で中断になった時の再開試合みたいですね。

90分、椋原→野口へと交代。後ろを1枚削ってきました。

90+3分、潮音→松橋へと交代。前線での守備がタスクなんでしょう。

堪え抜く展開のまま終了。



最後に、プレスを剥がしてビルドアップできるシーンはありましたが、人を掴みにくるプレスに苦しみ引き分けでも全然おかしくなかった内容で勝ち点3を取れ連敗しなかったのは大きいですね。

前節よりもポジションチェンジやモビリティがあったので短い準備期間の中でも改善されてきてますし、修正しながらやっていってもらえたらなと。

それと潮音は殻を破りかかってるように見えますが、理仁が判断の速度がちと遅く戸惑ってるような印象があります。それで時間を使ってしまい急いでプレーしてゲームを作れないというか。上を目指すなら避けては通れない所なのでアンカーの自分がゲームを作るんだ!くらいのモノがほしいですね。

タイトなスケジュールの中でも階段を一歩一歩登るようにやれる事できるようになった事は増えてきてると思うので引き続きやっていってもらえたらなと。

20200905 第17節ホーム愛媛戦

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前半ほぼほぼ幻の生中継となったホーム愛媛戦。ヴェルディ保持時3-3-4非保持時4-4-2。愛媛保持時小暮片上げの3-2-5非保持時4-4-2。

愛媛はヴェルディの4バックにCFとSH、譲瑠晃樹に2DH、3トップと佐藤に4バックと完全に噛み合わせてきてデュエル勝負を挑んできました。琉球戦や北九州戦を参考にしての川井監督の対策なんでしょう。そして高い位置で奪ってショートカウンターが今節のゲームプランのよう

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まだ序盤なんですけどセットプレーでフィールドプレイヤー全員が上がってくるんですね(^^;)なのでヴェルディの選手も全員戻るのでここに映ってないプレイヤーは愛媛GKの加藤だけです(^^;)セットプレーに全ての賭ける!って感じなんでしょうか

ヴェルディに拾われると潰してきますのでここも約束事なんでしょう。

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マンツーで前からハメにいっていってるので加藤の立ち位置はここ。だから黄色ユニなんですね(納得)

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元気にしてるんですかねー

相手を引き付けるも何も食いついてくるのでワンタッチやフリックが有効ですが、愛媛は受け手にもついてきますので徹底されてるようです。

愛媛はポジショナルプレーを導入しているので空いてる所を使うのはできているように見えます。本来ビルドアップ時は広がるんですが、当然ネガトラが効きにくくなるのでここの整合性をどうするのか?の問題はありますね。押し込んだ時はサイドに人数かけてクロスが基本線なのでここの部分はネガトラ対策にもなってます。

ヴェルディゴールキック時にも枚数合わせてくるので中々低い位置からのビルドアップがしにくいです。GKを使えば数的優位が作れますが、バックパス以外ではマテウスにプレスに行かないんですよね。

若狭181cmで清川176cm。小池180cmて小暮174cmなのでロングボールでのゴールキックは右サイドが基本線。若狭は小池、小池なら中に落としてきます。

マンツーマンは相手に合わせるリアクションになるので大久保が背後を狙えばライン間が空き、降りれば必ずどちらかのCBがついてくるのでWGやIHがCBが空けたスペースを使えそうではあるんですが

それに相手が基本的に数的同数を受け入れてるのでシンプルに前に入れていってもいいかなとは思いました。

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ショートコーナー要員の佐藤に誰もつかないので割りきって中を固めるのが最優先のようです。

ポジション的に当然ではあるんですが、大久保と佐藤が受けようとする所にはCBがかなりアラート効かせてるのでここで起点を作られるのは避けたいと

10分くらいからの愛媛はあまり繋がすシンプルに背後に蹴ってくるようになったので今節はマンツーマンとロングフィードショートカウンターと割りきってきたようです。

17分、清川からのフィードを西岡大志が受けて起点を作り、戻したボールを森谷がクロスを入れて丹羽が綺麗なボレーで合わせて失点。森谷フリーでしたね(^^;)

ビルドアップを安定させて相手を引き付ける数的優位を作る所ができてませんが、これが愛媛の狙いなので術中にハマってるなという印象。そもそも相手がついてくるので数的優位よりボールホルダーが窮屈になる分選択肢が減るので逆効果になってます。

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大久保がここまで低い位置まで降りてきてもCBの山崎がついてくるんですね。ロッカールームまでついていけ!で徹底されてるようです。

相手がついてくる分、ボールを下げてからシンプルに背後を使った所から決定機を作れますのでオールコートマンツーマンに対する1つの答えなんじゃないかなと。これで相手の出足が止まればいつも通りやれますし

オフサイドになりましたが、その直後にあった小池が裏に抜け出したのもシンプルに背後を狙ってましたね。

解説の永井も指摘してましたが、29:56のマテウスからのフィードを大久保が山崎に身体を当ててから収めようとしましたけど、前の選手はこういうのが大事なんですよね。

マンツーを剥がして前進するのに苦労して奪われ、ロングボールを回収する展開がしばらく続きます。中盤は球際でのデュエルの応酬ですね。

35分過ぎくらいからポジションチェンジが増えて徐々に愛媛のプレスを剥がせるようになり、最終盤ではカウンタープレスも含めて押し込める事ができました。

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ボールは持ってますが相手のマンツーに苦しんでほとんどチャンスを作れませんでした。

ヴェルディは小池へのロングフィードを佐藤がサポートするのと背後を狙う動きが多く、愛媛は森谷が右に流れて起点を作ってチャンスメイクする事が多かったのでこんな感じです。愛媛の平均ポジションは逆さまにした方が見やすいかなと。

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ここに森谷が入ってくる位ボールに絡んでくる事が多かったですね。

川井監督はおそらく似たようなスタイルで真っ向勝負するのは分が悪いので、琉球戦北九州戦を参考にしてマンツーマンとデュエル勝負を挑むゲームプランを選んできたのかなと。

ガツガツ当てられて思うようなプレーができずにヴェルディの選手達がイラついてるなと思った前半。



後半頭からヴェルディは晃樹→山下、愛媛は清川→山瀬へと交代。

山下が左WGに入り潮音が左IHへ移動して山瀬はそのまま清川のいた所に入ります。

後半は3トップの誰かが深い所まで降りてきて数的優位を作って前進する形に修正してきました。

永井も言ってますが、47分に山下がタッチラインにクリアしようとする茂木を倒してファウルになりましたが、みすみす相手ボールにしてしまうのはもったいないないなと。

後半は小池山下と両翼から突破できる分シンプルに背後を狙う事も増えてきました。

中2日で疲れもあるんでしょうけど愛媛の運動量が落ちてきた分寄せきれなくなってきたので、やりたい形を出せて押し込める時間帯が増えてきたんですけど全体的にちと前がかりになってるのは気になります。

56分、小暮→長沼へと交代して3-4-2-1というか5-4-1へ変更

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57分に渡邊が潮音に背後からチャージにいきましたが、注意した後主審がアドバンテージサインを出していたので(現在の競技規則では片手でも認められます)ファウル判定をしていたようです。その直後に祥平の丹羽へのチャージは足裏でいってますからね。もちろんここまでの流れで納得いかないって気持ちはわかるんですが

ヴェルディがマークを外せるようになってきたからなんでしょうけど60分超えたくらいから愛媛は自陣でセットするようにしてきました。

63分、大久保→井出へと交代。左IHに入り潮音がCFに移動。

前線はかなり流動的に動きますが、セットした守備を崩す所までは中々いかないですね。

5-4-1ブロックの4の脇から斜めのパスや逆サイドポケットへのクロスとWBの横からマイナス含めたクロスが基本線のようです。

68分にエリア内で山下が倒されたんですが、何とかキープするというよりもらいにいってる感はあるんですよね。

69分、渡邊→田中へと交代。渡邊はハムストリンクを痛めたんですかね

愛媛はセットして守ってますが縦パスへのデュエルは健在ですし、取れると思えば果敢に出てきてチャンスになれば枚数かけて攻撃してきます。ここにきて本来のスタイルに戻してきた様子

74分に加藤のパスを小池がカットして縦に仕掛けてのマイナスクロスで決定機がありましたが、5-4-1では多くのチャンスを作るのは難しいですからね…

また愛媛が前からプレスにきたのでその時は後ろで廻してから背後を狙うようになったので繋ぐとこ背後を狙うとこの使い分けが大分浸透してきたようです。

79分、ヴェルディは佐藤と小池→新井と松橋へと交代。愛媛は丹羽と川村→有田と横谷へと交代。

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新井相変わらず白いっすね

松橋が左新井が右WGで山下がCF潮音が右IHへ移動。愛媛は丹羽と川村のポジションにそのまま入ってます。愛媛がまた前からくるようになったので背後を狙うといった所のようです。

そうしたら愛媛はまたセットして背後のスペースを消すようになりました。いざ奪ってカウンターって場面でも急がずにマイボールの時間を作ってきますし、相手の手筋や残り時間に合わせて柔軟に対応してくる所はさすがですね。守備では身体を張って守りセットし直す時間を作る為にタッチライン方向にクリアと整理されてます。

左右に揺さぶりながらボールを動かしてましたが愛媛のブロックを崩せずにこのまま終了。

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後半はシュート枠内シュートが大幅に増えたんですけどね…



最後に、似たようなスタイル同士で真っ向勝負すると分が悪いし、先に失点してしまうと前節の事もあって選手のメンタルが沈んでしまう恐れがあるので自分達のスタイルを貫くよりヴェルディの良さを消しにくる事を選択したんだと思います。

これは勇気のいる決断ですし、監督が信念を曲げたとかそういう事ではなく、連戦が続く中で気持ちを引きずるような事があったらこのままズルズルいってしまう可能性を考えると決して批判される事ではないと思います。あくまでも試合に勝つのが目的な訳ですから

マンツーマンのデュエルで潰し、ヴェルディがやり方を変えてきたらそれに合わせて柔軟に対応を変えてくる試合巧者ぶりはさすがの一言です。

ヴェルディとしてはどこかのタイミングで必ず対策されるんですし、それを受けてどう対応するかですね。

連戦の中で回復をしながら修正していくのは大変な作業ですがやっていってもらいたいです。

20200902 第16節アウェイ磐田戦

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しばらく静岡県に行かないとさわやかの看板がサイゼリアに見えてくる時があるんだよなーとどうでもいい事を思い出したアウェイ磐田戦。

ヴェルディ保持時2-1-3-4非保持時4-4-2。磐田保持時3-2-5非保持時5-3-2~5-4-1。

序盤はお互いハイプレス。ヴェルディは3バックに3トップ、DHにIH、WBにSBを当て、磐田はクレビーニョが高い位置をとるので残りの3枚に1CF2WG、クレビーニョにWB松木、IHにらDH、アンカーの譲瑠には山田が佐藤へのコースを切りながら出てくる形。お互い噛み合わせてるのでテンポが早くなりがちです。

3分くらいでヴェルディはミドルプレスになりましたが磐田が蹴ってくるのは変わりませんね。ルキアンが収めて起点を作れれば自分達のペースを作りやすいのですからね。それとルリーニャが降りる時は背後を狙うのは山田になるようです。磐田はクロスは多いですが蹴ってくる印象が無かったので今節のゲームプランだったんでしょうか

磐田もこの後すぐにミドルゾーンで5-4-1のセットをしてきました。ヴェルディは平が1トップの横から運んで大久保に楔を入れてからのレイオフでサイドに展開といつも通りの形で、ポケットに差し込むパスでWGを使うのは板についてきた様子。

お互い相手に起点を作られたくないので大久保には大武、ルキアンには近藤が厳しく寄せていきます。まあここは当然ではあるんですが

左は平がルキアンを超えて運んでいくんですが近藤は横に並ばないくらい低い位置からリリースするので詰まりやすいんですよね…試合感の問題もあるのかもしれませんが

8分、平からの縦パスを潮音が譲瑠にダイレクトで落として佐藤→クレビーニョの速いパスをトラップした小池がニアハイに決めて先制!クレビーニョからのパスをしっかりコントロールしたのが全てだったかなと。もちろんいつも通りの形を使いながら運べてたのもそうなんですけどね。

磐田は当然前からプレスをかけてくるようになりましたが、マテウスも使って数的優位を作り剥がしていきます。まだスムーズにいってる訳ではありませんが意思統一の面で改善が見えます。

11分、マテウスルキアンをかわしにいった所に身体を入れられて奪われ藤川→ルリーニャと繋がれて失点。まあこういうスタイルをやる以上こういった失点はありがちな事ですし、ここまでマテウスが何点分止めてるか?っていうのもありますので。

失点直後にクレビーニョが倒されたフリーキックで佐藤が大事そうにボールを抱えてからセットして足場を固めてた時に福村が蹴ったのは面白いですね。前節福村がこの辺りからのセットプレーをモノにしたので警戒を解く意味合いもあったのかもしれません。

磐田は25分くらいでも伊藤からのフィードで裏やルキアンを使うのが多く、今節は繋ぐ意識はそんな高くなさそうな印象。ヴェルディレイオフとサイドチェンジでの前進の形はあるんですが、ビルドアップ時のリリースがちと速いので思うようにいってないシーンが多いようです。

飲水タイム後の磐田は右サイドで山本義櫻内山田藤川でヴェルディの潮音晃樹福村に対して数的優位を作って前進するシーンがようやく出てきました。監督からの修正なんですかね?ただヴェルディは前からのプレスで中盤くらいで回収できているので主導権は握れてます。

32分にルキアンを2CB譲瑠の三角形でダイレクトパスを廻してたんですが、相手のポジションや目線を動かせないとダメージを与えられないのでここは修正かなと。

磐田の5-4-1のルキアンの後ろを譲瑠が使えてるので後方でにパス廻しは安定してますがライン間を使えてないんですよね…そして縦パスを奪われ磐田に背後を脅かされるようになってきます。縦パスをインターセプトさせると相手は正面を向いたまま攻撃に転じられるのでカウンタープレスをかける前に囲みを突破されてしまうので奪われ方も工夫していきたいですね。

39分のブロック手前からクレビーニョからのアーリークロスで逆サイドポケットの潮音を狙ったのはよかったですね。クレビーニョのクロスは速い分合わせるのも難しいんですけど大きな武器になりますので

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ルキアンの裏で譲瑠が受け、山田を引っ張り出したスペースを佐藤がライン間で受けるシーンがようやく出てきました。ここは当初から狙ってた所だと思うんですが中々形になってませんでしたからね

44分、ルリーニャが奪ったボールを藤川に落としてからルキアンに繋がれサポートは無かったんですが3人で囲んだ所を突破してきて決められてしまいます。確かにルキアンにしっかり寄せられてなかったのはあるんですけど、前節の群馬戦でもありましたが、あんな理不尽な失点したらそりゃあ塾サボりたくもなりますよ。ええ

ルリーニャの外でクレビーニョが受け、開いた佐藤に渡してからルリーニャが空けたスペースにインナーラップしてリターンを貰いCB-HVへ入っていったので小池が外に動き直してWBの外で受けてクロスまで。5-4ブロックを動かしてチャンスメイクできましたしここの意思統一は進んでいってるようですね。

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磐田は最初の3連戦が日水土と中2日が続く上に群馬→磐田→新潟と移動があるのでボール保持に拘らずに体力を温存しながらルキアンルリーニャで刺すゲームプランであった可能性が高いので、ボールを保持して圧倒したとは正直言いにくいですね。

平均ポジションはヴェルディは左で作って右で刺す形が多かったので左IHがいつもより譲瑠に寄ってる事以外はほぼいつも通り

磐田は左はルリーニャが降りるので速い攻撃は櫻内藤川の右からの方が多かったです。

アタッキングサイドは同上

予想以上にボールが保持できた事が想定外だったのかもしれませんが、全体的に相手を引き付けてスペースを突く意識が足りなかったかなと思った前半。



後半序盤の磐田は繋いできたのでヴェルディは前述した形で前からプレスをかけていきますが、後半はWBが深く降りてくる分SBの寄せが間に合わないのでここを起点にしてきます。磐田の保持時はハーフスペース~大外へのサイドチェンジをメインにして進んでいきクロスが基本線。ボールを失った時は前から奪い返すのではなくミドルゾーンで5-4-1でセットして待ち構えます。

平がルキアンの脇から山田と藤川の間に持ち上がって2人を中央に引き付けてから福村に出しましたが、大分運ぶ引き付けるの意識が高まってきたように見えます。後もう少しリリースを遅らせれば相手を引っ張り出せてライン間の選手がより多くの時間とスペースを得られますので後一歩といった所です。

49分に譲瑠からのロングフィードを小池がピタリとトラップしたんですけど、得点シーンでもそうでしたがこんなにボールコントロール上手かったでしたっけ?

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前節もそうでしたが、5-4-1に対してCF回りを菱形で囲ってビルドアップを安定させるのは継続してやってますね。

前節同様DH間からの縦パスやWG-WB間から斜めのパスと裏を狙っていきます。WG-WB間からはWG-IH-SBの三角形を維持しながらのポジションチェンジを交えて前進を図る事もやってます。この時どこを狙うというチームとしての意思統一は進んでいってるような印象。

磐田の今節はカウンターで刺すのをプランにしている様子なのでリードしている状態では早々出てこないですね。

60分、ルリーニャ→小川大貴へと交代。元々これくらいの時間で代えるプランだったような感じです。

磐田は奪ったらルキアンがこじ開けてカウンターを狙ってきますが、攻撃に3枚しかかけてなかったのでまずは安全第一のようです。

62分、大久保→井出へと交代。左IHに入り晃樹がCFへ移動。

しっかし小池が幅をとればインナーラップしてきて絞れば幅をとり、1CF2WGが寄せてくればサポートに降りカウンターを受けた時は全速力で戻ってくるとクレビーニョのポジショニングはどうしたんでしょうか?今までちゃんと伝わってなかったのかどうかわかりませんけどとにかく有難いです。

68分、ルキアンと藤川→小川航基と大森へと交代。コーナーキックの前にルキアンを下げるんですね(^^;)正直有難いですが

小池が平からのサイドチェンジをトラップしてクレビーニョに落とし、佐藤が寄る事でDHを引っ張り中央を空けて縦パス。今度は逆サイドに展開して平が運んだら小川大貴が井出へのコースを切ったので潮音に渡して引っ張り平潮音井出の三角形入れ替えて突破をしてシュートまで。今まではDH間とWG-WB間でしたけどWG-DH間も狙ってくるようになりました。

この攻撃で得たコーナーキック。空いてたニアに近藤が入っていき頭で合わせて同点!ニアが空いてたのを見逃さずに入ってきて合わせてきたのはさすがです。近藤は元々先制同点逆転弾のような重い点が取れる選手ですからね。

同点になってからは磐田は前からプレスに切り替えてきました。ヴェルディとしては相手が食いついてきた方がダイレクトパスが使いやすくなる分こちらの方がやりやすそうな印象です。押し込んだ時にライン間にいる選手の動き出しが活発になってきました。ハーフスペースにいるクレビーニョや福村から逆サイドのポケットへのクロスはスピードもあり相手を揺さぶれてます。

78分、近藤とクレビーニョ→若狭と澤井へと交代。近藤はルキアンの潰しや試合中に運ぶドリブルの修正もあって得点も取り、クレビーニョは見違える程ポジショニングが改善されましたので続けていってもらいたいですね。

81分、山本康裕と船木→中野と上原へと交代。

進める時はフリックを使って進み、ダメなら戻して相手の陣形を間延びさせるのはいつもの形ですが精度は上がってきてるかなと。

87分、譲瑠と小池→松橋と山下へと交代。譲瑠は展開と予防的なカバーリングが安定してきましたし、小池はとにかくあのトラップがなんともといった所

松橋のクロスに逆サイドのポケットに誰もいませんでしたが、こういう時にどこを狙うか?というのははっきりしてますね。

お互い前への圧力を強めましたが、決定機を作れずに終了。

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最終的にシュート枠内シュート数で上回る事ができました。



最後に、前半の所で触れたようなゲームプランだったように見えたのでボールを保持して圧倒したとは言いにくいですが、同点後磐田が出てくるようになってからも持ち勝ててたんじゃないかなと。

まだ体現されているとは言いにくい所はありますが、どこを動かしどこのスペースを狙うのかの所の意思統一は見えてきてます。

小池は片っ端からトラップをピタリと止めますし、クレビーニョは同一人物かを疑うくらいポジショニングが改善されてたのは嬉しい誤算でした。

近藤は潰しの所は言うまでもないですが、試合中に運ぶドリブルが改善されてましたので問題なさそうな感じですね。

ダイレクトを含めたパスに関しては思う所はあるんですが岩盤まで掘ってくれた方がいますのでそちらで

中2日とタイトな日程ですが、相手に対策する時間を与えないという意味では追い風でもあるのでシンドイ状況ですけど回復に努めながら準備をしていってもらいたいです。

20200829 第15節ホーム京都戦

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ホーム京都戦。ヴェルディ保持時2-3-5非保持時4-4-2。京都保持時3-2-4-1非保持時5-4-1。

序盤の京都はハイプレスで来るんですが、連動性を欠いていて3ライン間にスペースがあるのでいつも通りレイオフを使って進みます。大久保が受けようとする所はバイスが迎撃に出てきますのでここは徹底されているようです。

京都はヴェルディを前線に引き込んでからバイスや若原からのフィードで飯田を狙って前進してくる形が多く、ハイクロスでの空中戦を仕掛けてきて対人の強さを押し出してきます。

しばらくして試合が落ち着くとすると京都は5-4-1のミドルプレスになりました。

平が運んで福岡を引っ張り出してから福村から晃樹がWB-HV間を使おうとしました。運んで相手を引き付けてからリリースすればブロックを動かして前進しやすくなりますので効果的に使っていきたいですね。

平はこの相手を引き付けてリリース(フィハールといいます)を精力的にやってくれてますね。ここから福岡を引っ張り出して中野の脇を使って前進し飯田と森脇の間を狙っていきます。

近藤は持ち上がりからライン間の理仁に一発で通してきますしこういう所はさすがだなと。右サイドでも荒木と安藤の間を狙ってますのでWB-HV間を使うのが今節のゲームプランのようです。

相手を動かして間を突く意図はしっかりあるんですが、松本と違いしっかりセットしてるので中々崩せてません。

5-4-1ではスムーズに攻撃に移行するのは難しいのでウタカに当ててからサイドに展開してWBWGDHのコンビネーションで突破をはかってきます。

17分、荒木のクロスをマテウスがキャッチして前線に走り出した晃樹へのフィードは通りませんてましたが、こういう一本で盤面をひっくり返すのは相手の出足を鈍らせる効果も期待できるので狙っておきたいですね。

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ウタカを菱形で囲んで前進しやすくして2列目のリアクション次第でライン間の選手達のプレーが決まるとこの辺りはかなり整理されてきました。CB2枚の方が前線に人数をかけられますが、こちらの方が安定性が高まりますので

20分、大久保が貰ったファウルからのセットプレー。インスイングのボールをゾーンの隙間にいた近藤には僅かに合いませんでしたがその奥の隙間にいた小池が押し込んで先制!大久保のファウルの貰い方も上手かったですし、福村のボールの質やゾーンの隙間を使うと狙い通りだったんだと思います。意図はありましたけど崩せておらず困った時のセットプレーは偉大です。はい

京都はウタカや飯田へのフィードは変わってませんが当然前線からプレスをかけてくるようになった事と森脇から荒木へのフィードを出てきました。荒木は仕掛けられる時は仕掛けダメなら戻すんですが曽根田が裏抜けしてる所に出そうとしないんですよね。こちらとしては助かるんですが

京都が前からくるようになったので2列目のリアクションで空いた所を使って前進できるシーンが出てきました。2DHが比較的食いつきやすいように見えますが、ウタカのプレスバックが期待できないというのもあるんでしょうね(^^;)なのでその裏にいる理仁と晃樹が空きやすくなってます。

30分、奈良輪→若狭へと交代。

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奈良輪が監督に代えてくれとやっていたので何かあったんでしょう…

前からのプレスでハメられてロングボールを蹴らざるを得ないのはわかるんですが、ウタカの裏のスペースをあまり使えてないように見えます。

荒木は仕掛けるスペースがない時は一旦止まって考える癖があるんですかね?モビリティがなくなるのでもったいないなとは思うんですが

36分にヴェルディマテウスまで戻して相手を間延びさせてから福村が2列目の4の脇→ライン間の晃樹→森脇が迎撃にくる→大外の潮音→森脇がいたスペースを大久保と空いた所から前進しながら密集を作るんですが、カウンタープレスの準備も兼ねてるので特に問題になってませんしトランジションは本当に速くなりました。こうなると相手はラインを上げられずにボールを追いかけて走らされますし、体力やメンタルにも効いてきますからね。

しっかし大久保はファウルの貰い方上手いですねー。前半の内にバイスにカード貰わせたのは大きいです

それと大久保が深く降りてきた時に若狭がライン間に入るんですがこれは大枠での約束事なんでしょう。

45分、曽根田のトラップが大きくなったボールをマテウスが回収してゴールエリアで待って時間を使うんですがこういう時間を浪費するのはチームにはあまりない所ですね。

45+3分、譲瑠からのパスで小池がエリア内に侵入して理仁へ落としてトラップから左足でファーを打ち抜き追加点!ここまで効率的に使えてなかったウタカの裏を起点にできましたし、そこからのフィードと落としで綺麗に崩せました。理仁フリーでしたからね

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中盤での攻防が大半でお互いにそうチャンスを作れてませんてましたが、その中でセットプレーで先制できたのが大きかったですね。

ヴェルディはボール支配率が高い時によく見る平均ポジションで左はコンビネーション右は突破がメイン。

京都は左では運び右では手数をかけませんがWBを起点にするのは同じで、中盤からは荒木を使う方が多かったです。

森脇の我慢!もう1回!集中!の声がやたら響き渡ってた前半



後半頭から福岡→野田へと交代して3-1-4-2へ変更。保持時3-1-5-1非保持時5-3-2

5-3-2はサイドが空いてる分ここから進めるんですが、大久保に楔を入れたり溜めてからレイオフする事で相手を引き付ける、又はウタカの裏を理仁が使い中央を起点にする事ができてますし、その時は大久保が開くのでフォーメーション変更にも対策してきたんでしょうね。

噛み合わせ上浮きやすい庄司には小池がプレスバックにいって自由度にさせません。庄司にフリーで前を向いた状態でボールを持たせられるのがこの形のポイントになりますので。そうしたらCB間で受けて持ち上がるようになりました。これなら中央で起点作ってサイドを使う事ができますからね。

50分くらいから大久保潮音晃樹がポジションを入れ替えながらやるようになりました。元々潮音晃樹でやってた所に大久保が入ったような形です。

ハイプレスは3バックに対して真ん中の晃樹が庄司へのコースを切りサイドに出たらスイッチを入れて潮音と理仁がIHを見張る形。京都の時間を削る事ができてます。

54分、荒木→石櫃へと交代。右WBに入り飯田が左WBに移動

京都の狙いとしてはサイドで数的優位を作りやすいのでWBからのハイクロスとパラレラでサイド奥をとりCBを引っ張り出すのがメイン。

60分、大久保→山下へと交代。左WGに入り潮音がCFへ移動。大久保は相手のラインを押し下げてライン間を広げ起点を作ってチャンスメイクと十分な働きだったと思います。

空いた所を使って前進はできてるんですが、プレスやトランジションの所でみんながむしゃらにやってますし、ほんとここのメンタル面に明るい兆しが見えてきてるのが嬉しいですね。ここはクラブとして戦術云々以前の深い深い問題点なので

奪ったらシンプルに山下をスペースに走らせるんですが、わかっていても相手は嫌でしょうね。

67分、中野と曽根田→谷内田と金久保へと交代。

京都のビルドアップを奪ってショートカウンターと飯田へのフィードや石櫃が前進する展開がしばらく続きます。

76分、森脇→本多へと交代。

京都の前からのプレスを剥がし譲瑠から展開して密集サイドからの崩しはこの時間帯でもできてますね。

80分、小池と理仁→クレビーニョと佐藤へと交代。佐藤が左IHクレビーニョが右IHに入り、晃樹が左WGで山下が右WGへ移動。

この2人が入ると一気に流動性が高まりますね(^^;)

ヴェルディはあまり無理をしなくなったんですが、京都は残り5分になっても前線2枚に放り込む事はしてこないんですよね…

このまま終了。



最後に、ハイプレスでハメられる事もありましたが、剥がして前進ができてましたし崩せたシーンは多くなかったですが5-4-1と5-3-2でそれぞれ狙い所もチームで統一されていたように思えます。

ブロック守備はスペースを埋められますが、ボールホルダーに制限をかけられなければ攻撃側はそこまで難しくはないんですが、ヴェルディもこういう守備をする事がありますので寄せられる時はしっかり寄せて、前を向かれた時にも自由を奪う所はやっていってもらいたい所です。

リードしていたので後半無理をしないのは構わないですが、少し意思統一にズレがあったかなとは思いますが、トランジションは相変わらずいいですし京都から時間を削り再奪取できてましたので続けていってほしいですね。

大久保が戻ってきたおかけでやれる事の幅が広がりましたし後はレアンドロの復帰が待たれます。近藤は久し振りの出場でしたが潰す所や展開はさすがだなと。

次節も強敵ですが回復に努めながらしっかり準備をしてもらいたいです。