20210814 第25節アウェイ磐田戦

ヴェルディは4-1-2-3で磐田は3-4-2-1でスタート。

ヴェルディの保持時は3-2-5。ビルドアップは磐田が5-4-1ならSB両上げの2バック、IHが出てきて5-2-3なら4バックと相手の枚数によって使い分けできてますし、最後ラインで数的優位を作って持ち上がる判断はいいですね。ミドルゾーンでの磐田の寄せがいまいちなのもあるんですが、最終ラインから3センターへの縦パスを入れ、前を向ければ前を向いて展開、ダメなら戻すかレイオフでWGを使って前進していくのが基本線。前を向ける時でも戻したりしてしまってるの所と、最後ラインが持ち上がってる時に中盤の選手がスペースを潰してしまってたシーンがあったのでこの2つは修正点かなと。カウンターにいける時はシンプルにWGに預けて突破を図ります。

磐田の保持時は3-2-4-1。ヴェルディのWGとSBの間にいるWBの所から前進してIHやDHが絡み、サイドで数的優位を作ってチャンスメイクをしていきます。大外からシンプルにクロスやSBを引っ張り出してポケットを狙うのが基本線。カウンターはWBが大外から仕掛けていく形が目立ちます。

ヴェルディの非保持時はいつも通り4-4-2。磐田は基本的にWBを使って前進するんですが、磐田のWBとIHとDHでヴェルディのSBとSHに対して数的優位を作ってチャンスメイクする形が多いので引っ張り出されてスペースを使われてますし、誰が誰を見張るのか?やマークの受け渡しが曖昧だったのは最後まで修正されなかったですね…

磐田の非保持時は5-2-3~5-4-1。ミドルプレスでは寄せがいまいちでスペースも空けがちなので間を使われる事も多いですが、セットしてしまえば前に侵入してきた相手を迎撃に出て潰していきます。

磐田は序盤からミドルゾーンで待ち構えるミドルプレス。5-4-1なら2バックがルキアンの脇からCBが持ち上がり、IHが寄せてきたらSBも降りて4バックでビルドアップとここは整備されてます。

磐田はWBIHDH(左は松本大山本康裕、右は小川山田遠藤)の3人でヴェルディのSHSB(左は小池福村、右は山下晃樹)に対して数的優位を作り、中を使い引き寄せて大外レーンを空けさせ前進する形が多いです。

7:35のシーンなんですが、GKへのバックパスを追っていくのはいいんですけど、CBへのコースを背中で消せてない分数的不利で簡単に剥がされてしまうので、行くならCBへのコースを消しパスコースを限定させてほしいですね。

ミドルゾーンでブロック作った時のヴェルディは、ボールホルダーに制限をかけられてない事が多いですけど、それもあってサイドチェンジに対してのスライドがちと遅いのもサイドを使われてる要因の1つのように見えます。

奪ってからの切り替えで、理仁→加藤からのパスを受けた山下と晃樹が被ってしまったので中央に入っていき、佐藤優平からハーフスペースの晃樹へと上手く繋がりました。いつもとは違う崩しでスペースが被ってしまったのはありますが、狭い所を打ち抜いたと思います。それと端戸もファーで待ってましたのでGK-CB間のクロスでも準備ができてましたね。

磐田が寄せてこないので低い位置では安定してポゼッションできるのは当然なんですが、1列目と2列目の間が少し空いてきたので、ヴェルディのポゼッションの位置が少し高くなりました。磐田のWBの帰陣が早いのでミドルゾーンでは5-3-2のようになるんですが、2列目のサイドや間を使えてます。

しばらくすると、ミスから奪われサイド攻撃を受ける回数が増えてきました。特に自陣でのミスは減らしたいですね。

サイド攻撃を起点にされてファウルをして遠藤に直接FKを叩き込まれました。FK自体は仕方ないんですけど、それ以前に誰が誰を見張るのかが曖昧な所から始まってましたからね。

磐田のサイド攻撃で押し込まれる事が多くなったきて、跳ね返しを拾われ、押し込んでる分人数をかけているので、奪ってもすぐ奪い返され我慢の展開が続きます。風の影響で蹴る事が難しいのもあるのかもしれませんが

ヴェルディの攻撃はカウンターがメインになってきました。いくつかチャンスは作れましたがシュートまでは中々行けませんね。

序盤ペースを握れてた時間帯もありましたし、少ないチャンスで得点できましたけど、磐田のサイド攻撃を封じられず、プレッシャーを感じてからなのかビルドアップを含めミスが目立ち、磐田ペースと言っていい内容だった前半。



後半頭から両WGの位置を入れ替えました。立ち上がりのヴェルディは追い風になった事もありシンプルに背後を狙っていったりレイオフや横に叩いて前向きの選手を使いスルーパス等の縦志向が強くなってきました。

磐田は元々サイドからドリブルで前進しますが、クロスはグラウンダーが多くなりましたし、カットインシュートも増えてきたので風の影響を考慮してるんだと思います。ヴェルディのブロックが低いのでその外から打っていこうって指示があったのかもしれませんが

いかんせんどこに誘導しどこで奪うか?がはっきりしない分奪えるポイントが安定しないので、切り替え時の基準が定まらずに奪い返され、50分過ぎからはカウンターに転じる事も難しくなってきました。

52分にCKを山田に合わせられて失点、ニアから外に動いてスペースを作りそこに合わせる形は前半もありましたね。

失点後は端戸に楔を入れるようになってきましたが、いかんせんがっつり相手を背負ってるので起点を作れません。今までやってた事ができなくなってきました。

磐田はリードしたのでサイド攻撃から簡単にクロスを入れずにパスを回してから崩しにくるようになりました。別に崩せなくても時間を使えれば別にいいって感じです。

ヴェルディのハイプレスは寄せきれずスペースを空け、自陣に退いても奪えないとフルボッコ状態になってきました。まだ後半始まって10分位なんですけどねえ(^_^;)

クロスやミドルシュートを跳ね返して選手は頑張ってますが、いかんせん組織としての基準が無いとにんともかんとも…

これが保持時にも影響して今までやってた形が出なくなってますしほんとどうしましょう…

62分に加藤→梶川へと交代。左IHに入り佐藤優平がアンカーへ移動。中盤にレシーバを入れたかったのかなと。

小池、梶川、理仁(佐藤優平)が絡んでサイドで数的優位を作り押し返えそうって意図のようですし、少しリズムが出てきました。

磐田は5-4-1なのでスペースが無いのはありますが、押し込む形を作れても出し所を探しながらって感じでノッキング気味。動き出してる選手はいるんですけど、いつ出てくるのかがわかりにくい事もありほとんど使えてませんね。

71分に大津→金子へと交代。大津は単独で剥がしたりしてかなり効いてました。

前線にあまりボールが入ってこないからなのか、ボールホルダーに寄っていくシーンが増えてきました。これだと前の人数が足りなくなってもっと進めなくなってしまいますね…

79分に小池と福村と端戸→戸島と竜士とジャイルトンへと交代。戸島はCF竜士は左WGジャイルトンは左IHに入り、梶川が右IH理仁が左SBへ移動。前線の動き出しと守備を活性化させたいのかなと。

竜士は中に入っていってジャイルトンや上がってきた理仁が幅を取る形もありますね。それと中央に戸島がいるのにクロスやロングフィードを入れる素振りが無いんですけど何ででしょうか?

86分にヴェルディは晃樹→佐藤凌我。磐田は遠藤と山田→鹿沼と大森へと交代。佐藤凌我は左IHというよりCFに入りジャイルトンが右WG山下が右SBへ移動。

90+1分にルキアンと松本→ファビアンゴンザレスと高野へと交代。守備固めのようですね。

押し込んではいますけど、出し手と受け手のタイミングが合わずブロックを崩せないまま試合終了。



最後に、セット時に中央を締める守備は今までもやってましたが、磐田のサイド攻撃に対してどう受けるのか?が定まっておらず、終始劣勢になってしまった印象です。ボールを保持してゲームを支配するには相手からボールを取り上げるシステムが必要になるんですがここが全然機能してなかった印象でした。

後半に相手のセットプレーの数はかなり多かったと思いますが、そこでも地力の差が出たようにも感じられましたが?

やはり我々がボールを持つ時間を増やさない限り、ジュビロさんのサッカーが長くなってしまう。サイドを攻略されて1対1で運ばれてしまうと、当然のことながらコーナーキックの数は違ってきます。やはり、ジュビロさんの良さを出させないためにも自分たちがボールを持つ。そして、相手コートでサッカーをやっていくことが大事だったと思っています。

ボールを持つには、どう誘導してどこで奪うか?をはっきりさせていつでも相手からボールを取り上げられるようにしないとボールを保持してゲームを支配する事はできませんし、サイドを自由に使われてる状態では難しいと思うんですよね。確かに保持してる間は守備をしなくてもいいですけど、それは守備組織構築の代わりにはなりませんので。


ほんとこれなんですよね…

梶川を入れてレシーバを作って押し返したのはよかったんですけど、出し手受け手のタイミングが合ってなかったので中々シュートまでいけない所も引き続き課題なので、ここも進めていってもらいたいです。