20181208 J1参入プレーオフ決定戦アウェイ磐田戦

アウェイ磐田戦。ヴェルディ3-4-2-1、攻撃3-4-2-1守備5-4-1。磐田4-4-2、守備4-4-2攻撃はよくわからないけど3-2-5?。磐田がエンドチェンジしたのは風上をとりにきたんだろうかと。

磐田は前線から積極的にプレスをしてきて球際も戦ってくる。ここは対策してくるよね。

やはりJ1の選手はスピードや判断が速く今までと同じようにはいかないしプレッシャーでパスやトラップがズレたりして中々繋げないし出し手にプレスをかけてる選手がパスの受け手へのプレスに間に合ってしまう。それと寄せてるんだけど取りきれない場面も多く押し込まれる事が多い。磐田のプレスが連動してるとは言えないので1つ剥がせるとスペースを使えるんだけどね

ゴールキックを右WGの陵平に当てて右WBの奈良輪に戻して裏をドウグラスが狙うというシーンがあったけど磐田の前からのプレス対策としてはシンプルに裏を使うのは有効な手段の1つだし何度も狙っているのでこれはプラン通りなんだろうかと。

左サイドで片寄せして佐藤や香川とのコンビネーションから中央のドウグラスと逆サイドの奈良輪を使うという形と右WGの陵平が左サイドに流れて磐田の小川の裏で起点を作るのと右は陵平が降りてきてその裏を奈良輪が使う。この下2つは横浜FC戦と同じだね。

磐田の2トップ+アダイウトンがプレスに出てくるので梶川が最終ラインに降りて数的優位を確保。後ろでフリーマンを作る事は今までのようにやれてるんだけどやはりプレッシャーがキツい…

磐田のプレッシャーがキツくて中々前に進めないという中で小川を倒してPKを与えてしまう…これにより2点が必要になりその後すぐに梶川が大きな決定機の阻止でカードを貰う。磐田の守備力からしたら1失点してもOKというのは心の余裕ができただろうしかなり楽になったんじゃないかな。

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平均ポジションからしてもかなり押し込まれていたけど守りきるというプランではなかったと思うけど前半はゼロでいきたかっただけに誤算になってしまった前半。

上福元が小川を倒してPKになったシーンと後半皓太が小川を倒してFKになったシーンはこちらで詳しく解説をして下さってます。
"磐田vs東京V 小川 航基選手のシーンはPK?ノーファウル?原 博実&上川 徹がJリーグの気になるジャッジを徹底解説!【Jリーグジャッジ「リプレイ」



後半頭から梶川→皓太への交代。カードのリスクもあるんだろうけど何より2点が必要なので縦の推進力をプラスするという意向なのかなと。

その後すぐにドウグラスレアンドロへと交代。後半頭からじゃなかったのはどういう意図があったんだろうか?


左サイドでプレスを剥がし、陵平が左サイド奥に流れてレアンドロにスペースを作ってシュート

左サイドで平、香川、潮音、佐藤で廻して磐田のプレスを剥がし(プレスが連動してないので剥がせると大きなスペースがある)中央にボールが出てくる前に陵平が左サイド奥に流れてレアンドロにスペースを作りシュートまでもっていった一連の流れはよかったね。このシーンでは磐田のプレッシャーに負けずにボールを受けた後にターンして前を向くプレーもできてたし十分通用してた。

その後のコーナーキックで山田とレアンドロが交錯したのはクリアしようとした山田の頭にレアンドロの足が入ったのでこれはファウルは取れないね。大久保は執拗に抗議してたけど

後半に入っても磐田はラインを下げずに前からくるし前半よりもセカンドボールを回収できる回数は増えたしカウンターの機会は増えたんけど磐田の戻りが速くてシュートまでいけないので展開的にはあまり変わってない。ボールを持てる時間は増えたんだけど

奈良輪→李栄直へと交代。香川が左SBて田村が右SB、左SHが佐藤で右SHが李栄直で陵平とレアンドロの2トップと4-4-2へ変更。攻撃は香川片上げの3-2-5で守備は4-4-2。これも横浜FC戦と変わらず。

ここからの攻撃はサイドからのクロスが多くなるんだけど精度を欠いて中々チャンスに至らない。レアンドロが降りて起点を作ってサイドに叩いて形が作れるようになってはいるんだけどね。

ゴール前で近くで皓太が小川を倒してしまったFKを田口に決められて2点差になってしまう…

チャンスを作れないまま試合終了。完敗…



J1のパスやプレスのスピード、球際の強度の違いを見せつけられた形だったけど先制した事で心の余裕ができた事も大きかったと思うので失点が痛かったというのはあったと思う。

去年のレギュレーションでは磐田は降格だったんだけどJ2ならぶっちぎりで優勝できるかというのは別の話しだと思うけど生きるか死ぬかという中でのJ1チームとの対戦はこれからの糧になっていくでしょう。皆さん今シーズンお疲れ様でした。