20180923 第34節岐阜戦

そういえば戸塚哲也は岐阜で湯麺戸塚ってお店やってるんだよなと今さらながら思い出したアウェイ岐阜戦。

ヴェルディ4-3-3岐阜4-2-3-1。序盤、ボール奪った後潮音への落としのボールを起点にしてそこからの縦パスで攻撃を組み立てたりドウグラスの落としを泉澤がサイドチェンジしたり佐藤がライン間で受けて相手をかわして寛也とのワンツーでの崩しやドウグラスの裏抜けでチャンスは作れてたけどヴェルディのセカンドディフェンスがIHである事を利用されてその裏を狙われる事が多い。これはアウェイ戦で大分の片野坂監督にも狙われていた形。

守備はしっかりやれてるんだけど奪った後の岐阜の寄せが速くバタついて奪い返される事が多く中々反撃の形が作れない。退いてブロックを作って相手の裏を素早く突くのかしっかり後ろから相手を剥がしながらボールを運んでいくのかチームとしての意思統一が合ってない…繋ぎたい後ろと速く攻めたい前という感じでアトさんやふかばさんが指摘してる前後分断の形が色濃く出てしまっている印象。

奪われたボールを宮本が運んでサイドの山岸に渡した時点で風間と両方を奈良輪が見なければならない状況になってしまい失点。前半終了間際だっただけに時間帯も悪かった

 

後半ドウグラスがもらったファウルのリスタートからの香川と泉澤のコンビネーションから潮音のポスト直撃のシュートまでもそうだったし今までの梶川の縦パスもそうだったけどこの落としのパス(レイオフ)からの縦を狙うのはしっかり共有されている様子。

ハーフタイムコメントでスペースを上手く使いプレースピードを上げようと監督が言ったけど相手が寄せてきておらず時間がある中でも必要以上に急いでしまうのは気になった。

57分に井林からの浮き球を寛也が受けタメてからのスルーパスドウグラスが抜け出しビクトルの逆をつくシュートで同点。

その直後に佐藤と寛也→皓太とアランの交代と同時に2枚代えてその5分後に泉澤→レアンドロと交代枠3人をこの段階で使いきって4-2-3-1に変更。攻撃面があまり機能してなかったしブラジルトリオの連携が強力なのでそれを生かそうとの判断なのかなと。

レアンドロは相変わらずライン間での受けやボールを扱うテクニックは見せるけど全体的に迷いがあるのかボール廻しのリズムが合わず崩すには至らない。ブラジルトリオのユニットでチャンスは作ったんだけど

そして80分頃から岐阜がボールを保持して時間を使いシュートで攻撃を終わらせカウンターをさせないという残留の為に勝ち点を獲得するプランに切り替えてきてくる。岐阜のスタイルからすれば退いて守りを固めるよりもこちらの方が現実的だしね。こうして試合終了。内容的には引き分けもやむ無しかな。

皓太がアジア大会で違う役割をやってプログラミングが変わってしまったのなら元に戻さなきゃいけないし寛也とユニット組ませた方が上手くいくかもしれないなと思った。この2人はゲームモデルに守られてる部分が大きいと思うので相乗効果も期待できるし

 

ボールを保持するサッカーは常に周りを見渡して判断する事と勇気を持って相手を十分に引きつけてからパスを出して受け手にスペースと時間を渡していかないと上手く機能させられないのでここは全員で共有していきたい。これは普段やってるであろうロンドから多くを学べると思うしそれによって迷いが無くなってくれば攻撃の形ももっと良くなってくるんじゃないかなと

終盤戦に入りどのチームにとっても勝ち点の重さや意味合いが変わってくるのでこれからもシンドイ試合が続くと思いますが頑張っていきましょう。